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新規事業へのコスト

零細企業では新規事業への投下資本が限られる。

大金をかけたからと言って成功する訳でもないので、構わないと言えばそうなんだが、

投下資本の大なり小なりや成功の可否ではなく、

そのリスクについて、

やはり大企業や中小企業とは異なるリスクがある。そのリスクの大きさも全く異なる。


ましてや

また、私たちのような、他に類を見ない業種では、元請け下請け関係のような庇護関係もなく、いきなり大企業、一部上場企業と直取引が頻繁にある。

これは自慢しているとか、そういうことではなく、すでに通常取引時点で大きなキャッシュフロー上のリスクを孕んでいると言いたいのだ。

つまり、

この時点で私たちは新規事業への投下資本が、どのタイミングで収益化出来るかで命を左右される。

一部上場企業と直取引をいくらしてても、銀行は私たちをまともに相手にはしてくれません。

学芸会で会社ごっこをしているように思っているのか、まともに話を聞いてくれるようになってきたのも、ここ最近からであって、初年度など鼻で笑われ、箸にも棒にもかからなかった。

その上、一部の上場企業の中では、ある一定金額以上の支払は手形で、しかもサイトが異常に長かったり、何しろキャッシュフローが悪過ぎるところがある。

取引時点で手形は一切受け付けないと、口頭で約束したぐらいでは、平気で「すいません」だけで済まそうとする。


その上、求められるクオリティは最高級だ。

まあ、そんなもんだろう。

強気で交渉すると、なんとか振り込みにしてはくれるのだが、締め支払期日が長かったり。

通常でこれだとなかなか困ったもんだ。

新規事業にさほど予算が割けないうえに、本当に上手くいくのか分からない新規事業へと資本投下は一歩間違うと自殺行為になってしまう。

それでも新しいサービスを来年春にリリースします。

イベント告知、募集、予約、決済まで簡単に行えるサービス。

ありきたりな感じはするが、

全く新しい、イベント開催者にとってとても嬉しい機能を付けてある。

いつか誰かの役に立つ事があると祈ろう。

早くて2020年2月スタートします。

株式会社グレイス





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