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フィフティ・シェイズ・オブ・グレイ


※※ネタバレ注意※※


『フィフティ・シェイズ・オブ・グレイ』を見た。

私はよくこの映画に使われていた曲を聞いていたけど、本編は見ていなかったからだ。


映画自体は10年弱くらい前のものだけど、続編が何作か出ているようだ。ネタバレ注意と一応書いたけど、あまり要らなかったかもしれない。

曲のほうも、わりと最近でも歌われているみたいだ。このパフォーマンスの衣装が似合ってると思ったのでリンクを貼っておいた。



単純に映画タイトルだけを見ると、なんだか日本人が好きそうな感じだなと思った。
けど日本語に直してしまうと(50の灰色の影)、なんか違う。英語だから良いのか。

話の内容についてはかなり狂気だ。全然想定と違ってびっくりしたけどまあ見ると決めたからには、と思って最後まで見た。

私は見ると決めたから見たけれども、見る人を選ぶ内容だとは思う。
でも当時はそうとう流行っていたようだ(日本ではやっぱりそうでもなかったみたいだ)。サントラCDもマイケルジャクソンの映画以来のヒットだったと書いてある。



映画全体の流れを見渡すと、"契約を交わす" と言いながら終始うやむやで、ついに最後まではっきりしないままゆるく続編に続いているところが"続編ありきなんだな…" と思って私はちょっと面白かった。
どちらかと言うとやっぱり画を見せたい作品という感じのような気がする。


あとは個人的に一番なるほど、と思ったのは欧米系の落ち着いた感じの若い女の子の喋り方がどんなのか、というところだ。たぶん私はちゃんと追って見たことがない。
初めふつうに感想から入ってしまったけれども、私としたら原文や日本語字幕がどんなものか見るのが本題だった。
よく映像翻訳の練習法として言われている"写経" っぽいものを試していたのだ。

本来お手本を1個1個手作業で打ってみたり書き写すという作業だけど、結局全部はやらなかった。

どっちかというと原文スクリプトを引っ張ってき
て、字幕と照らし合わせて見てみる作業のほうが「なるほど」と思ってしまったからだ。

原文スクリプトは、教えてもらうまで知らなかったけれどもネットで検索すると意外と簡単に出てくる。
おそらく誰かが聞き取って文字起こししてる感じなので多少間違ってたりはするけど、あらかた大丈夫だ。


いちばん印象に残ったのは、“Enlighten me.” かな、と思う。
”Teach me” とか "Let me know" とか言えばいいようなところ、あまり聞かない言い回しだしそれほどこの言葉も馴染みがない。
字幕にしてしまえば“教えて” に落ち着くけれども、たぶん”教えてみせて” みたいなトーンなのでは?


あとは他のコラボ曲でいえば、これも私はよく覚えている。


この曲のほうが映画の本筋のイメージだったんだろう。
これはこれで独特な感じだし、歌い手の雰囲気もなんだかギャップがあるし1回聞いてみてもいい曲だ。

しかし色々追いながら見ていると、見終わるまでけっこう時間がかかった。
あくまでも曲きっかけで見た、という感じなので、続編までは見ないような気はしている。



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