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中学受験の記録(入塾~5年生)

はじめに

東京都在住。山手線までは乗り換えなし or 乗り換え1回でたどり着けます。一般的には交通利便性が高いと評される場所の一つに住んでいる。
父親たる自分は中学受験経験者(元Y卒)で、妻は無し。
お受験経験は無し。
都内の女子校(23年結果偏差値N45~55、首都模試50以上)に合格して通学中。

なぜ中学受験をしたのか

自分の考えであるが、子供には中学高校の間になにかしら目的をもって大学に進んでもらいたいというおおざっぱな願いがあった。
あと、これは親の意識でもあるだろうが、子供が何に興味を抱き、挑戦するかというのは、多分に親の影響が大きいのではないかと思った。たとえばサッカー観戦を乳幼児のころから家族としていれば、しぜんと土日はスタジアムで観戦をすることを受け入れてしまうのではないだろうか。そうなれば、サッカー教室に通いたいと言い出すかもしれない。あるいは水泳をやらせていたら、本人が気に入って続けたいと思うかもしれない。そうしたら放課後のかなりの時間を水泳教室に割くことになっただろうと思う。
それで中学受験塾の門をたたき、入塾できるようになり、通ってみたらそれを自然と受け入れて、最後は目標に向かって努力するようになったのだ。
子も、なんで塾に通うようになったのかわからないまま通塾を3年間続けた。と受験後に語っていた。

通塾先

大手のNの本部系。妻の幼稚園のママ友からの情報というかお誘いで小学校1年生と3年生の時にNの低学年夏期講習にお世話になっていたので、3年の秋に通塾テストを受けて通うようになった。ただ、秋の入塾テストシーズンのタイミングで父(娘から見たら祖父)が亡くなり、葬儀その他でこちらに余裕がなく、幅広く他の塾の試験を受けることはできなかった。日程的に都合がついていたYの試験も受けたら、算数が悪かったのに国語が冴えていたらしく合格を貰った。
どうしてNかというと上記の理由。Yは塾説明会にすら参加をしておらず、どういうカリキュラム(予習シリーズ)で授業や毎週のテストがなどの話を聞けなかったことも一因だ。

4年生

4年前半の時点で4科目の平均偏差値はギリギリ50を超えるくらい。かろうじてN全体の真ん中よりやや前にいるかなくらい。受験科目の単元としても小学校の授業の先取り要素が強く、理科も暗記勝負という性質の分野が多かったので、ただ各科目で極端な苦手も得意もない状態だった。
Nはクラスごとの教科担任制で(大手塾はほどんど同じだと思う)、その相性が授業へのモチベーションに左右されるが、とにもかくにも合わなかったという科目は無かった。小学生あるあるだが、雑談や面白い話題を交えてくれる先生、最初に解けた人を表彰する様な先生が好きだったと話していた。

5年生

5年の最初はなぜかよくって55くらい。そこから良い時で58で悪い時で47くらいの数字で1年間遷移していた。おおざっぱには52~53くらい。おおむね悪く、足を引っ張ったのは理科であることがほとんど。1度算数を全国テストレベルだとやらかしたことがあったが、そのときは理科が55以上で全体を大きく引き下げることもなかった。国語は波無し。逆に言えばどうやったら毎回その数字をほぼ変わらずに出し続けられるのか謎だった。社会は55くらいから60くらい。いわゆる58の壁を越えたことはほとんどない。

Nの雰囲気

どうしても上位校狙え!という雰囲気もなく、飴と鞭を徹底的に酷使する雰囲気もなく、良くも悪くも学校の延長線上にある進学塾という印象。ただし6年になると志望校が固まることもあって雰囲気は一変する。それぞれに目標があるんだから、努力するのは当たり前だよ。となる。
室長との面談をすることは1度もなかった。軽い立ち話相談は数回した。クラス担任の先生との面談(夏講習前や冬講習前などの指定された時期に時間を決めて行うもの)をさせていただいた。

クラスと座席

教室の生徒数が少なく、G,W2,W1の3クラス制が小6まで継続した。GもW2もそれなりの偏差値と順位が無いとダメだが残りのW1クラスは、いわば残った者になる。そのため偏差値50台半ば以下30台までのクラス編成となってしまったようだ。偏差値は分かるが、順位がクラス替えに反映する理由は、教室における机の数に上限があるため。
 娘は、6年生夏前までは何度かW2に上がるも短期間でW1に戻るという成績だった。W2に上がれば、より上位を担当する先生の授業になる一方で、このレベルの生徒ならこれくらいはできるよね。という教え方もするため、基礎的なことをさらっとした形で進めていたようだ。またテストの結果で座席位置が移動するが、1科目くらいがクラス平均をとっても、他がクラス全体の成績と比べて低くなるため、最後尾列近くになることがほとんどだったので、モチベーションも上がらなかったようだ。この成績で座席を決めるという制度になじめない子は、通塾自体がきついだろう。
 これは余談だが、我が子は視力が悪いため、前の席でないと黒板が見えないという要望を出した親がいたようだが、きっぱりお断ります。という話をいつかの全体の保護者会で語っていた。
 あと相談をすればクラスを落とすことは可能だった。


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