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2戦を終えて、とりあえず整理【名古屋グランパス】

noteはじめました

旧ブログでは、150本ほど記事を書き、19万PVほどご覧いただきました(感謝)。これからはnoteに書いていこうと思いますので、お見知りおきいただければと思います。(機能に慣れるのがやっとの不慣れな状態のため、このままそっと元に戻す可能性も捨てきれませんが・・・。)

ちなみに旧ブログを始めたのは2018/8/5でした。J2から昇格し、J1復帰シーズンを半分ほど過ぎ、最下位の時に始めました。(ご存じの通り残留しています。)その時もサッカーでよく使われる「寸足らずの毛布」という比喩と同じ趣旨を述べてますが、今シーズンも変わらずそんな感じですね。だから、サッカーは永遠に語れるコンテンツなんだろうななんて思ったり。

「寸足らずの毛布」なのを知りつつ、全局面コンプリート的な方向性を感じる名古屋は開幕2連敗で絶賛最下位です!!ネガティブになりつつも、客観的に今シーズンの建付けを、開幕戦の鹿島戦、続く、町田戦から拾って、今回の記事=”とりあえずの整理”としたいと思います(シロートなんでね、そんな先のこと言ってもね)。

鹿島戦ざっくり感想

スタメンはハイライトでご確認ください。いやー、潔い0-3の完敗。正直、ビハインド時の名古屋って、今後の推定に使っちゃいけない気がしているんで、そもそも何を書くべきか・・・

2試合を通して上記番組の呪縛感が半端ない。「やめて下さい、呪いのビデオとして名古屋サポにまわすのは。」「アレはアレと言うべき」という先人の知恵を学ばすにはいられない序盤になっています。

352のIHに森島と和泉を入れ、2トップを堅持。これが今年のベースのようです。どうもシュートのミートやキープ力から、まだユンカーのコンディションが上がってないように見え、トージローやパトで脇を固めて推進力を出さないと押し込まれるというのがこのスカッドの意図ではないかと思います。ただ、実際この試合でそれが効果的だったかは?なため、続く町田戦では、永井と中山に変更しています。これでチーム全体の強度が担保され、ミドルゾーンより前でのプレスも一応できるスカッドになりました。

続く町田戦のざっくり感想

こちらもスタメンはハイライトを参照ください。0-1という名の完敗。最終ラインにハチャンレが入り、ケネディも落ち着くことで、チーム全体として町田とやっても遜色ないムキムキ感がこの試合では出せました。(今後もう一段階、強度寄りのスタメンにシフトしていくと予想。)

鹿島戦に比べ、3バックもプレスを引き付けてリリースできていたり改善していたものの、2試合通じて、ビルドアップには課題が残りました。米本、森島が3バックのラインまで下りてくるため、後ろに重たく前線もマークされていてパスコースが無く、苦しい展開が続きます。2試合連続無得点、シュート数6、7と守備にも増して攻撃の課題が浮き彫りになる2試合となりました。

とりあえずここまでの整理

スタメン

2試合目で4人変え、稲垣のスタメン落ちもありました。まだ椎橋、山岸、内田、河面、酒井あたりの主力をスタメン起用していないので、まだまだ変えようはあります。個人的には、町田戦のスタメン中、強度で勝負するタイプでない山中のところだけ、例えば和泉とかにすると、少なくとも簡単に負けないスカッドになると思うので、チーム的にはまず、前述の呪縛を振りほどき強度を求める基準にたち戻ることがいいんじゃないかと思ってます。昔は強度無いとスタメンに入れてもらえなかったのに・・・何故??

小野、倍井を先発に押す方もいるかと思いますが、基本先発で強度を出せるのかは未知数ですので、一度は見てみたいけど、先発じゃないのはそういうことかなと思ってます。

ローブロックで構える

正直、町田戦を見てる限り、ローブロックで耐え、シュートブロックなどで最後はやらせない伝統は、残っているんだなと正直安心した感じです(ハは攻守にいい選手ですね)。色気を出さず守ることはそんなに気にしなくてもできる。

パトリックや昔は前田でもやった中盤ダイヤモンドは、もうそろそろ見切って欲しかったりするんですが、どうですかね?前線に人残したいのはわかるんですが、結局奪取位置も同時に下がるので・・・

余談ですが、ケネディは、高さ・スピード・ドリブルは一級品ですね。プレスの矢印の逆を取るドリブルとかを見て、足元もうまい方かと思いました。(ただ、用法用量は守って欲しいですが・・・)個人的には井上の方がディフェンスリーダー感があって好きですが、スケールはケネディの方が大きいのは、その通りだと思います。パスが緩くなること、プレー選択で周囲がびっくりすることがあること、あたりを長谷川監督とハ先生ににシバいてもらえばいい感じに仕上がるのではないでしょうか。そして、来年主力フル稼働して、再来年海外へ・・・(遠い目)

ミドルゾーンプレス

532で中央封鎖はそれなりにできてたと思います。相手SBにはIHがプレスする出ることになるんですが、攻守にIHが過負荷なのを助長しています。システムを維持する前提で、2トップの1人はプレスバック・カバーシャドーをちゃんとする人にして、そして森島和泉の交代要員は常備すること。あたりに修正が入るのではないでしょうか。なんなら、ミドルゾーンだけ523はありだと思いますが。

前プレス

試合開始頃はやってますかね。左IHを前に出て343気味に。ビハインド時など割合を増やしたいところですが、なんか、相手WGを左右CBで捕まえるところで取りきることが連動するところまでにはいってない気がします。左右CBを野上・ケネディにすると機動力的には十分なので、WBのところでどこまで規制できるかにかかると思うんですが、中山はOKとして、山中は怪しいですね。寄せきれず裏を取られて、誰も規制できていない。左右非対称前プレで右誘導できれば結構いいのではないでしょうか。

ロングカウンター

野上・ハ・ケネディがバランス良くロングボールを蹴っていた印象が町田戦ではあって、これはポジティブ兆候だなと。昨年は藤井に寄ってたんだけど、野上も蹴っていいよってお許しがでたんだなと(遠い目)。出し手としては、椎橋もできるはずで、もったいぶらず早く出てきて下さい。オナシャス。

受け手としては、2トップが右に流れて奥ユンカー、手前パト(永井)ってのが、多く見られたので基本仕込みかと。アイソレーションサイドは右だと思うんですが、割とみんな右に流れます(汗)。中山とトージローに切磋琢磨してもらうことで右奥をとるのは心配していません。左奥を誰が取るのか。永井もパトリックもユンカーも右に流れがち。今のところ和泉なんですが、これも過負荷要因に・・・山岸か倍井に期待。

ビルドアップ

みんな心配ビルドアップ。そもそも2トップに3バックなんだから数的優位のはずが、森島も米本も降りてくる・・・そして相手も連れてくる424プレスされたい願望か・・・森島とDF陣がリターンパスをすることで相手を動かし、その間に3人目の動きが生まれる、そんな間合いを取るプレーをしているが、それが意図の通り行かない・・・そして、レイオフではなく森島、和泉がターンすることでしか前に進まない、そんな難しい選択にしたいわけではないだろうが、それが現状というところ。WBがビルドアップの出口になることが多いが、そもそもWBを開放できていない状態でWBに回るので、戻ってくることもしばしば。

あと3バックを右サイド(野上側)に寄せるってのをよくやるんだが、どうもWBとの角度が無くなって好きじゃない(好み!!)。いや、寄せてもいいんだが、選択肢が対角一択になっているので、もう少し内前に立ってIHとWBの2つのパスコース作って欲しいなと。

トランジション

ネガトラは、Jのなかでそれなりのレベルなんじゃないかと。ポジトラはなんか劣化したような、ボール保持のせいなのかも。

交代

2試合連続5枚替えしています(イイね)。倍井小野のユニットで鹿島戦はギアを上げられました。一方、町田戦は、トージローマスイケン山岸パトを投入するもギアは上がらず。中盤3枚の疲労からボールが交代選手まで効果的に届けられなかったのが残念。定番ができるまでの模索は続きそうです。何度も言っているがIHの交代枠を、どうか。

さいごに

選手が変わっても、良くも悪くもそんなに変わってない印象のグランパス。2試合とも20分前後に失点していて、それまでの内容は悪くないんで、失点せずにもう少しゲームを進めて、交代でとどめを刺すぐらいの方がしばらくの間、得策かと。

課題を1つずつ解決してくとして、IHの過負荷と左WBの強度を何とか(2つ言ってる)。椎橋が復帰できれば、稲垣を右IHに入れて、和泉を左WBに出して(困ったら和泉の名古屋脳)、サブに内田入れたら、一度に解決。って簡単にいかない理由は、中の人にしか分からないって?「外野は外野の楽しみ方を!」ってことで!外野の醍醐味、ここに落ち着くんじゃないかなスカッドを置いて締めくくります。(しーちゃんは、いずこ・・・)

ここに落ち着くだろう予想

note書きやすかったです。次もnoteで書きます!

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