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審査基準の全体像と構造を図で理解する

 ボルドリッジ(ボルドリッジ・エクセレンス・フレームワーク)は、米国発の「証明された」経営フレームワークです。それは、米国マルコム・ボルドリッジ国家品質賞(MB賞)の「審査基準」を含みます。

 審査基準の全体像と構造を見ました。

 これを1枚の図にしてみました。といっても、原典は、ボルドリッジ・エクセレンス・フレームワークに含まれる図です。

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(出典:ボルドリッジ・エクセレンス・フレームワーク、P1。翻訳筆者)

 ボルドリッジ審査基準は、組織プロフィールと7つのカテゴリーから構成されていますが、7つのカテゴリーを、リーダーシップの3要素結果の3要素、そしてシステムの基盤の3つに分けて捉えるというのは特徴的です。

 リーダーの役割は結果を出すことです。
 リーダーシップと結果に分けて考えたときに、それぞれの3つの要素がこのように選択されている背景がわかります。                                                                               

 周りを囲む説明文を、以下に再掲します。(左から右へ、上から下へ)

リーダーシップの三要素(リーダーシップ、戦略、および顧客)は、戦略と顧客に焦点を当てたリーダーシップの重要性を強調しています。

組織プロフィール
は、組織の状況を設定します。それはあなたがするすべて事に対して背景として機能します。

結果の三要素(働き手、オペレーション、および結果)には、働き手に焦点を当てたプロセス、主要な運用プロセス、およびそれらがもたらすパフォーマンスの結果が含まれます。

システムの基盤(測定、分析、ナレッジマネジメント)は、パフォーマンスと競争力を向上させるために、効果的なマネジメント、および。事実に基づく知識主導の機敏なシステムにとって極めて重要です。

審査基準の基盤は、パフォーマンスの高い組織に組み込まれている一連の核となる価値観と概念です。

すべての活動は結果につながります。それは、製品とプロセス、顧客、働き手、リーダーシップとガバナンス、財務・市場・戦略の結果から成ります。

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 筆者らが翻訳した、ボルドリッジ・エクセレンス・フレームワークの要約版、「ボルドリッジ・エクセレンス・ビルダー【日本語版】」は、米国NISTのウェブサイトからダウンロードできます。ページ下方の Non-English Versions / Japanese を参照ください。



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