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デジタルトランスフォーメーションという言葉は使わないけれど

ボルドリッジ・エクセレンス・フレームワークは、組織のパフォーマンスを向上させるための最も重要な質問集です。また、ボルドリッジ・エクセレンス・フレームワークはイノベーションに取り組むことを組織に組み込むための仕掛けです。

ボルドリッジには、直接「デジタルトランスフォーメーション(DX)」という言葉は登場してきませんでしたが、
        DX=IT×イノベーション
であり、「DX」はボルドリッジにおいても、重要な概念です。

ボルドリッジ・エクセレンス・フレームワークは2年ごとに改訂されていますが、最新の2021-2022年版には、「デジタル化と第4次産業革命」という方向で「DX」の概念が入ってきました。

データ分析の使用、もののインターネット、人工知能、クラウド運用の採用、大規模なデータセット対応のビジネス、強化された自動化など、「スマート」テクノロジーの活用は急速に加速しています。

これらのツールのいくつかは、あなたの組織にすぐには、あるいは直接には影響を与えないとしても、競争環境やあなたの顧客基盤を争う新規参入者に最もインパクトを与えやすいのです。すべてのビジネスがテクノロジービジネスになる勢いです。

これまでにも度々紹介してきた経済産業ビジネススクール’時代セミナー’「二水会」の第5講座(2021年1月13日開催)は、「 DX時代のIoT・AI・ビッグデータを感じられるか?」というテーマで、こうした時代認識のポイントについての講義となっています。ボルドリッジ2021-2022年版の理解につながるものと期待しています。

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経済産業ビジネススクール’時代セミナー’「二水会」については、Facebook/KSBS.JPのイベント、または、主催のICAOホームページ下方のお知らせをご覧ください。
衆議院議員会館会場(東京都港区)とオンラインで開かれます。


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