時代要請に対応した組織化の例
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時代要請に対応した組織化の例

 ボルドリッジ・エクセレンス・フレームワークは、組織のパフォーマンスを向上するための最も重要な質問集です。質問に答えることで自ら気づき、改善を繰り返していくことで、現在と未来の成功を確実なものにしていきます。
 5.1 働き手の環境(4)では、働き手の組織化について尋ねました。

 先日の経済産業ビジネススクール 時代セミナー”二水会” 第8講座(2021年4月14日(水)開催)は、「内の組織:管理しないリーダーシップとファシリテータとは?」というテーマで開かれましたが、その中で講師の高梨智弘氏からまさに「組織化」の話がありました。

 組織の成り立ちには段階があり、その一つの例として、次のような事例が示されます。

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 最初は縦すなわちトップダウン型の小さな組織ができる。組織の規模が拡大すると、そこに階層ができる。組織として統合的に成果を上げるためには、そこに横の関係が必要になる。さらに、外の組織との関係も必要になってくる。

 例えば日本では、働き方改革やコロナ禍の時代背景から、次のような働き手の環境が求められるようになってきました。

厚生労働省の「新しい生活様式」の実践例(20.5.4にHPに掲載)
⇒ 働き方の新しいスタイル:
①テレワーク
②ローテ―ション勤務
③時差通勤
④ひろびろとしたオフィス空間
⑤オンラインによる会議
⑥オンラインによる名刺交換
⑦換気とマスク着用での対面打合せ

 組織の在り方、管理の方法も変えていかなければならない。

 組織化のポイントは、
①ピラミッド型か、逆ピラミッド型か?
②それとも、縦の組織か、横の組織か?
③更に進んで、「柔軟な組織」か?

 高梨氏はそこに「自己組織化」という概念を持ち込んで、次のような組織を提案されました。一流企業やトヨタとの比較で「貴社は?」に示された組織です。

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  組織の形態としては、次の図のような組織を目指しています。

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①階層を透き通らせる
②権限を委譲する
③壁のない組織・・・相互に交流・支援ができる
④事実に基づく経営

 講座では、このあと、これを実現するためにリーダーシップやマネジメントに求められものが示されましたが、組織化から離れるので、また別の機会に紹介したします。

★★

 経済産業ビジネススクール 時代セミナー”二水会”第9講座(2021年5月12日(水)開催)は、「外の組織:自由な個の点線の組織が本当に動くのか?」⇒バラバラの個の管理で自由な動きをコントロールできるか?というテーマで開催されます。第8講座で紹介した「内の組織」にひきつづき、「外の組織」をどのように運営していくか、外部の組織との関係、ボルドリッジでいうビジネスエコシステムの組織化について、話が聞ける予定です。

 また、このノートでも紹介したいと思います。
 



 


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グローバル・クオリティ・フォーラム(Global Quality Forum、GQF)は、米国MBNQA、欧州EFQMなど、世界の経営革新プログラムをグローバルに研究し世の中に貢献するグループです。本項担当の黒瀬 晋は、2006年からGQFに参画し活動を続けています。