あなたの組織ではどんな人たちが働いていますか
あなたの組織で働く人たちについて教えてください。
あなたの組織ではどんな人たちが働いていますか。働く人たちの特徴を教えてください。
もちろん、様々な人が働いていると思いますが、例えば、性別、国籍、年齢や世代、学歴などの属性や、技能や専門性の特徴、正社員、契約社員、パートなどの雇用形態などで見たときに、どのような人が多いか、あるいは具体的にその構成比率などで示すことができます。
そうした働き手の構成は時間とともに変化します。時間や人生のイベントなどで変化する働き手のライフステージに応じて、ニーズも変わってきます。
働き手の構成や働き手に関するニーズで最近生じた変化にはどのようなことがあったかも教えてください。
働き手を、雇用形態や職種、勤務地、働き方の違いなどによって区分したときに、どのように区分できるか、その区分を教えてください。
そして、それぞれの働き手のグループや区分のニーズにはどのようなものがあるか、働き手のエンゲージメントを高めるには、何が一番効果がある(と考えている)かも教えてください。
働き手の区分あるいはグループは、組織の事業運営において通常使われている区分けです。マネージャーと一般社員などは、通常みられる区分けです。技術者と事務職員では、求められる能力や技能、資格などが異なるため、能力開発の要件などは、それぞれのグループによって異るのが普通です。
「働き手のエンゲージメント」についてまだなじみがない場合には、働き手が、組織のミッションやビジョンの達成に取り組むことへの動機づけ、あるいは、自ら熱意をもって取り組んでくれるようにする(なる)ための要因と考えて、答えられればよいです。
補足ですが、ボルドリッジ・エクセレンス・ビルダーでは、「働き手(workforce)」という言葉を使います。「働き手(workforce)」とは何か、社員や職員とは何が違うのか。
これは当初は「被雇用者(employee)」とあったものが、意味や範囲が広がるにしたがって、呼び方も変わってきたものです。
ボルドリッジの「主要用語集」で確認すると、働き手は、組織によって積極的に監督され、組織の業務の遂行に従事するすべての人々のことを指しています。
正社員、非常勤社員、臨時社員、現場勤務および遠隔勤務の社員、組織が監督する契約社員など、有給のメンバはもちろんのこと、必要に応じてボランティアも含みます。
色々な業種にわたることも、このような呼び方になっている理由です。ボルドリッジの用語ですので、ここでは、あなたの組織に合わせて、社員といったり、職員と言ったりすることで問題ありません。
ただ、正社員に絞ったりするのでなく、範囲を広くとって答えを考えてください。
組織の主要な特徴を確認しています。すぐに答えられない、現時点では答えがない質問もあると思います。それはそれで置いておきましょう。
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