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800のポイントからのボルドリッジアプローチ

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#内部統制

イノベーションを生み出す組織に必要な8つのことを深掘りする

イノベーションを生み出す組織に必要な8つのことを深掘りする

 イノベーションを生み出す組織に必要な8つのこととして、組織の基盤となる内部統制の仕組み8つのカテゴリーの目指す姿を挙げました。

8つのカテゴリーは

1.顧客・社会との関係維持
2.経営資源の確保・維持
3.個人・組織の学習の仕組み
4.経営管理の実践・改善
5.知の経営の実現
6.情報セキュリティ
7.環境変化に合わせたイノベーションの実現
8.法務・コンプライアンス

であり、

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内部統制の目的

内部統制の目的

 「内部統制評価基準 勝ち抜く会社の800のポイント」を活用した内部統制の仕組みづくりは、内部統制の4つの目的:
①業務の有効性と効率性
②財務報告の信頼性
③関連法規の遵守
④資産の保全
のうち、特に、①と③に焦点を当てたものです。

 これらの内部統制の目的は、金融庁・企業会計審議会のページで公開されている「財務報告に係る内部統制の評価及び監査の基準」に記載されています。(言葉の定義は大切なの

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何をコントロールするのか

何をコントロールするのか

内部統制は、組織の目的に向けて効果的かつ効率的に業務を遂行するための組織のコントロールの仕組みです。

では、何をコントロールするのか。

先日開かれた、経済産業ビジネススクール(KSBS)’時代’セミナー’「二水会」で、高梨智弘講師から一つの見方を提示いただいたので紹介します。

KSBS「二水会」第12講座(2021年8月11日開催)は「新しい内部統制の考え方と800の評価基準の本質!」⇒内か

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2.経営資源の確保・維持

2.経営資源の確保・維持

 「内部統制評価基準 勝ち抜く会社の800のポイント」は特に「業務の有効性と効率性」を基軸にした「内部統制」の有効性を診断する評価基準です。この評価基準を活用した内部統制の仕組みづくりでは、内部統制に関わる組織経営のプロセスを8つの側面(カテゴリ)に分けて、具体的に仕組みに落とし込んでいく方法をとっています。

 内部統制評価基準の8つのカテゴリーの2つ目は
2.経営資源の確保・維持
です。

 

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