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ボルドリッジに学ぶ ビジネスに効く11の価値観

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#エクセレンス・フレームワーク

分析から総合へ

分析から総合へ

ボルドリッジの「核となる価値観」のひとつ「システム的視点」には、もうひとつ重要な意味があります。

ボルドリッジ・エクセレンス・フレームワークは、分析的な手法です。
本来分けられない「経営」を、6つの側面に分けて、それぞれについて評価します。そこから、組織の強みと改善点を示します。
この6つの側面は
   1.リーダーシップ
   2.戦略
   3.顧客
   4.測定、分析、ナレッジマネジメン

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全体が広がっていく

全体が広がっていく

ボルドリッジの「核となる価値観と概念」の1番目、「システム的視点」は、組織のすべての部分を統一された全体として見ること、そして、ミッション・ビジョンの達成に向けて、すべての活動を行っていくことです。

システム的視点とは、組織のすべての部分を統一された全体として管理して、ミッションを達成し、ビジョンに向かって努力することです。
(出展:ボルドリッジ・エクセレンス・ビルダー【日本語版】)

「システ

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全体でひとつ

全体でひとつ

ボルドリッジフレームワークは「核となる価値観と概念」をベースにしています。それを組織経営のプロセスに落とし込むための仕掛けが、ボルドリッジフレームワークの審査基準(質問集)と評点システムです。

「核となる価値観と概念」は11個ありますが、そのスタートは「システム的視点」です。11個の「核となる価値観と概念」の中で、さらにその中心に位置するものです。

システム的視点とは、ミッションを達成するため

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順番にも意味がある

順番にも意味がある

ここで紹介しているボルドリッジ・エクセレンス・ビルダーは、あなたの組織の業績を向上させるための最も重要な質問集です。
それは、組織を指揮し(leadership)動かす(performance)ための最先端の「実証された(proven)」方法(practice)を提供するものです。

11の大切なこと「核となる価値観と概念」は、指揮と実行の方法との関連性を明確にするために、現在の順に並べられていま

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11の大切なこと

11の大切なこと

ボルドリッジ・エクセレンス・フレームワークの根底にあるのが「核となる価値観と概念」です。これらが、審査基準(質問集)に反映され、評点システムでその状態、すなわち、この「核となる価値観と概念」が経営にうまく組み込まれているかを確認します。

「核となる価値観と概念(Core Values and Concepts)」は、次の11項目です。(ボルドリッジ・エクセレンス・フレームワーク2019-2020

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