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令和話題に上がる事はまずないちょっと昔の微妙な知名度のテレビゲームとその音楽の話4「ガメラ2000」

これ有名なんですか?

ガメラ2000

初代プレイステーションの3Dシューティングゲームです。
勝手に前進する戦闘機や空飛ぶバイクに乗ってガメラを連れてステージを生きて切り抜ける、もしくはボスを倒すとクリアです。
私は3Dシューティングはこれしかやった事がないので他のゲームとの比較が出来ませんが、コース内に分岐があるのとマルチエンディングなのがウリらしいです。私はクリア出来ないので分かりませんが。
Amazonのレビューによると「シューティングにしては簡単な方」だそうですが、私はクリア出来ません。
私は2Dシューティングでも東方紅魔郷のノーマルがクリア出来ないので私はシューティングが苦手なのでしょう。
ファミコンのスターフォース持ってるけどあんなのクリア出来る人いるんですか?

でも苦手=嫌いではないのがテレビゲームの面白いところですよね。


ガメラ2000に話を戻します。

で、このゲーム、▫ボタンで照準に向け弾を発射、×ボタンと▫ボタンを同時に押しながらターゲットに照準を合わせるとロックオン(複数ロックOK)、離すとロックしたターゲット目掛けてガメラが追尾する強力な火炎弾を発射。○ボタンを押し続けている間ガメラが回転し、押し続けていた時間だけ画面内の敵に回転アタックを仕掛けます。

戦闘機から発射される弾は大した威力じゃなく、雑魚キャラにすら火事場に小便なので基本的に▫ボタン&×ボタンを押し続けながら照準を動かしまくって敵達をなぞり、離して火炎弾が発射されてる間通常弾で敵の攻撃を打ち消す、という進め方になるんじゃないかなあと思います。

パンツァードラグーンというゲームにそっくりだそうで、動画を見ると瓜二つです。

あとなぜか主人公を演じているのがパトリック・ハーランです。


ほいでもって音楽の話

前述の通りジェットコースターのように勝手に前進して敵が現れ背景が変わり、それに合わせて曲調が変化するので曲だけ聴くとディズニー映画のサントラみたいに感じます。
小さい戦闘機やロボットを倒しながら飛び続け、いよいよ巨大飛行機が現れたその時荘厳なコーラスが流れ盛り上げるといった感じです。その辺の感覚は実際にプレイしないとわかりませんが。

よく考えたら東方といいシューティングゲームって大半が自動進行で、BGMを映画音楽的にドラマチックに展開できて印象に残るのでゲーム音楽となるとよくシューティングが話題に上がるんでしょうかね。

↑ガメラ2000の香港ステージの曲をライブで演奏するZUNTATA

このゲーム、有名ゲーム音楽バンド『ZUNTATA』の方々が制作しており、ライブで頻繁に本作の香港ステージのBGMをライブで演奏しているらしくゲームがマイナーなのもあって「この曲なんの曲?なんで背景ガメラ?」となるZUNTATAファンが結構いるとかいないとか。


↓ここからナイツ塙

ここでまず有権者に訴えたいのは、私は、音楽全般の好みとしてツェッペリン、モーターヘッド等の古いハードロック/ヘヴィメタル等が好きで、クラブミュージックと言うか『DJがターンテーブルで流して客が踊る曲』を聴くと「いつまで同じ事やってんだ!退屈だ!」となってしまうという事であります!

しかし、ガメラ2000のBGMはジャンル的にはテクノだと思われますが、シューティングゲームを盛り上げる為に激しくダイナミックに展開されて楽しめるので、私的には唯一楽しめるテクノみたいな感じで最高なのであります!

全体的に最高なのですが、
東京ステージBGMの「冒険が始まるぞ」感!(MAN machine)
東京ボスBGMの「さあ何かが現れた」感!(The Promise ~ to be born again and see you...)
ハワイステージBGM〜ハワイボスBGMの、能天気な雰囲気から無気味な雰囲気へと、シームレスとは言わずとも、自然に、かつ大胆に盛り上がる感!(ACHTUNG!)
森BGMの、ミステリアスと癒し系の合わせ技からシャウトが鳴り響き、更にノリノリになって女性ボーカルも入って盛り上がる感!(searching for love)
続く暗い洞窟ステージで唐突に鳴り響く、しかし暗さと無気味さを帯びたギターサウンド!(UNDER THE TABLE)
クライマックスの香港ステージを盛り上げる、アップテンポなビートに乗せて繰り広げられる叫び!(The end of 1996 H.K.)

などなど、好きなBGMを上げ始めると、枚挙に暇がないというのであります!

↓ここから素に戻る

私事のおまけですが、頑張ればその香港ステージのBGMのコーラスのような声を出せそうなフリーVSTプラグイン『delaylama』で数曲作ってたのでそのプレイリストを作りました。


『ひげ』のパーカッションはグルーヴ地獄Vというこれまたプレイステーションのソフトで作っています。
delaylamaもグルーヴ地獄Vもジョークグッズ扱いされてますが頑張れば使えますよ。

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