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「これ、デントリペアで直せんのかなぁ😅?」


ドアパンチをくらったと友人から連絡をもらい
自費なのかなと思いましたので
「あ〜それならデントリペアで安く直せるかもよ」と僕

そして送ってもらったのが上の写真。

「思ってたのと違う!」
「いつもうちに来るドアパンチはもっとカワイイやつなんですけど!」

と思いながら後日、会社に車を持ってきてもらうことに。

で、実際現物を見た時の僕の心の声が
「これ、デントリペアで直せんのかなぁ😅?」です。

相手払いということもあって
傷もついてるし
ちゃんとキレイに直して欲しいとのことでドアを交換することになりました。


僕が思ってたのよりレベルの高い凹みでしたので
回避できて良かったという気持ちと
やってみたかったなという気持ちが交差します。

で結局
自分自身どこまでできるのか見てみたかったので仕事後にやってみることに。


約、縦20センチ横10センチの凹み


デントライトで照らしてみると結構エグい





んで結果としては
自分の実力でそれなりに直せるのか疑問でしたがなんとかなりましたね〜。

途中でイケそうだなと感じてからは
どこまで完璧に近づけるかに目標を変えましたがそこまでの仕上がりには至りませんでした。


完成


ラインのレンズ


確認用のリフレクターボード




この凹みをやるにあたって

はじめはドアを外さない方が力が伝わるのかなと思ってやっていましたが
体勢があまり良くなくイマイチ力も伝えづらく
なんぼか粗だしをしましたが結局外してやってみることに······

外した後の写真ですが、車体にドアがついていた時にはこっからのアクセスでした。


外して固定した方がアクセスポイントも増えて格段にやりやすくなりました。

このドアストッパーからのアクセスがとてもやりやすかったです。


わざわざ外してリペアするってのもダルいと思ってましたが
凹みの状態であったり仕上がりも重視をするのであれば
外してリペアするのも必要なんだと感じました。
体勢も楽で視線も安定してるので集中力が落ちにくいです。

僕のレベルですと
ドアがついている状態でしたら今回の仕上がりまでは届かなかったと思います。
変な体勢で身体全体をプルプルさせながらやって
心が折れてテキトーなところで妥協したかなーと。


途中経過、ボコボコ中

リペアの手順は
押し出し、叩きをまんべんなくやっていきます。

メインはプレスラインになりますが
どこか1箇所を完璧に仕上げるとかではなく
全体を中途半端に直していく感じです。


今回使ったロッド

ロッドはULTRA DENT TOOLSのMT03A
めっちゃ太くて、しならないので力がしっかりと伝わります。

デントリペアのYou Tubeでお馴染みの
「デントリペアとたまに釣りカーケアテクノサービス」さんが紹介していたので買ってみました。

動画内容も参考になり
使っているツールの影響も受けて他にも色々と買ってしまってます😅


ツール類

使ったのはブレンディングハンマー、ポンチ、プッシュチップ

今回の練習後に買ったツールもありますので
それも使えていたら、時間短縮もできたかなと思います。

今回の練習後に買ったツール

FAST PDR TOOLSのブレンディングハンマー(左)
VIPのレザーチップ。ハンマーは前から持っていたShane Jacks(中央)
VIPのスターシリーズプッシングチップ(右)


デントライト

僕が使っているデントライトはELIM A DENTの20インチ。
ライトのレンズはアウトサイドレンズと1/8 ビニールライン。


レンズはもともとついているものではなくて
別売りのアウトサイドレンズに変えています。

すりガラスのような半透明で
光を通しやすくて明るく、屋外で使うためのレンズです。
ライトについてくる純正のレンズは白くて透明ではないので
この光よりやわらかい感じになります。

なぜアウトサイドレンズを使っているかというと
屋外で凹みが見やすいというのもありますが
僕の作業環境では屋内で作業する方が圧倒的に多いです。

なので一番は
「純正のレンズより明るいので充電池が長く持つから」
というセコい理由です(笑)


違う車ですが、これがアウトサイドレンズ


僕は基本的に
このアウトサイドレンズでデントリペアをはじめます。

ツールがどこを押しているのかよく見えます。


これは完成です

ラインのレンズも使います。

全体のバランスを見るために使っています。

アウトサイドレンズでスタートして
だいたいの全体像が見えてきたらラインレンズに変えてバランスを見ます。

高い部分は線が細くなり、低い部分は線が太くなります。

アウトサイドレンズですと
緩やかに盛り上がっていたり
緩やかにうっすらと低くなっていてもわかりづらいんですよね。

ライトの光では直ったように見えるんですが
ライトをはずして景色を写し込んだ時とかに少し違和感があったりします。

そこでこのラインレンズでチェックすることができますので
僕はアウトサイドレンズと併用してます。

人それぞれやり方は違うかもしれませんが
今の自分が好きなパターンです。


最後に

今回やってみて感じたことは

ある程度の凹みで仕上がり重視になってくると
外せるなら
パネルを外してリペアするのもありだなと。

アクセスポイントも増えるし
体勢や視線も安定するんだなとやってみて思いました。

数日に分けて仕事後にやってみて疲れましたが
思ったよりできるんだなと自信にもなりましたし
次回似たような凹みがあれば今回の反省も活かせることで時間短縮も可能です。

思ってた以上の結果でしたのでもちろんやって良かったですが
仮にうまくいかなったとしても
現時点での自分の限界を知ることもできたでしょうから無駄ではなかったんじゃないかなと。

やってみなければわからなかったことですからね。




以上、ありがとうございました。

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