見出し画像

文学フリマ東京38を終えて

搬入の時点ですでに入場待ちの長い列。12時の合図と共に押し寄せる人の波。とてつもない熱気にあてられて、しばらく立ち直れそうにありません。

来場された皆様、ブースで足を止めてくださった皆様、なにより「6つのケーキ」をお買い上げくださった皆様、本当にありがとうございました。

販売数なんと10冊。

生まれた猫を里親に出した気分です。なにとぞ、よしなに。


それでは購入した作品のご紹介。
第二展示場に行く余裕がなかったのが本当に残念。

1.
「人文的、あまりに人文的」
第一展示場 | I-33
山本貴光・吉川浩満

事前情報で、これだけはなんとしてもゲットしたかった一品。入場開始と同時に全力ダッシュで買いに走りました。
読んでみると、野矢茂樹さんの名前がもう圧倒的に多い。これだけの面々から同じ名前がでてくるなんて。やはりすごい人だ。
永井均さん、絶対こう言うだろうな、という予想の通りで和みました。意外な線ではハイデガーを挙げてる人2名。へぇぇという新鮮な驚き。


2.
「ため息は透明」
第一展示場 | E-37
絵:岡部千晶 文:棚花俊

偶然ブースを通りかかって衝動買い。
フリマが終わり、家でゆっくり本を眺める。しみじみ思う。いつか私もこんな本を作りたいなぁ・・・と。


3.
ビッケてぬぐい
第一展示場 | J-41〜42
海賊印刷

これアカン! 買うしかないよね?! ビッケだよ?!

初参加だった文学フリマ。これからも自分が抱えた謎の探求を続けようというパワーをもらいました。主催者の皆様、出展者の皆様、おつかれさまでした。


この記事が参加している募集

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?