探求 第2章(心の中のことば編(5))
内語も発話も行わず「深く考える」ことは可能だろうか。
人とあれこれ議論する。主張し、その根拠を述べ立てる。この類比で、言葉にださず、自分自身と内語で議論する。
思考をこういう行為として捉えている人にとって、「内語も発話も使わず思考などできない」というだろう。
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「無意識」といった「言語化の前工程」のような説明方式を導入して、「無意識*が*思考している」とでもいいたくなる説明を行うこともできよう。
そうなれば、内語も発話も行わず、ただ無念無想の状態で人は深