【詩】アイデンティティヒューマニティー

僕は何者か
何者でもない

自問し
即答する

人間性とは何だろう
人間のこともわからない
自分のこともわからない

それが僕だ
ということを知る

果たして僕は
人間と言えるだろうじゃ
単なる猿の夢の中にいるんじゃないか

for beautiful human life
なんて言ったって

一人じゃ何にもできない僕は
また頓服薬に頼るのか

先回りして心配
タバコという哺乳瓶吸って

思うようにはいかない人生
その中をみんな生きている

アイデンティティを問われ
わからず

ヒューマニティーを説かれ
理解できず

胸をかきむしられる感覚
思えばずっとそうだった

体内時計の時限爆弾
猶予はいつまで

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