【詩】遊ぼう

落ちていく
感覚

どうすればいいか
少しの間
考えた

タバコだ

加熱式タバコを用意する
一服する

脳の錯覚なのかもしれないが
持ちこたえる

そして僕は
また動き始める

レモンジュースのビンを
ハシで叩く

ときどき流れる
身体の中の変則的なビート

整っては狂い
整っては狂い
繰り返す

いつかは
旅立つだろう
別の世界へ

続いていく
続いていってほしい

怖い
感覚

タバコ一本で少し薄まり
これも遊びの一種だと気づく

遊べ
遊べ
遊べ
自分に言い聞かせる

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