ごっつええ感じ

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最近の記事

マネージャーになる #40

価値を生む方法何を提供するか? チームメンバーやクライアントには大きく3つの付加価値を提供する 新しい視点 深いインサイト 特に、HOWのインサイトが重要。クライアントに「ここまでやるのか!」と唸らせるほどのHOWやアウトプットを 情報 TASK設計をケース設計に進化させる クライアントに求められていることをやる To Beの実現と付加価値を創出する アウトプットとして明日から使える叩き台を提供 2.以降では、プロジェクト後の自走を見据えた付加価値を提供

    • 経営戦略の基礎 #39

      企業経営の概念ピラミッド基本理念は二種類ある 企業が経営していく上で拠り所となる、普遍的で半永久的な方針や価値観 1つは、企業として活動する目的や最終目標を示すもの パーパス ミッション バリュー もう1つは、企業が打ち手を実行する際に従うべき姿勢や規範を示すもの 経営姿勢 行動規範 ビジョン基本理念を具体化した中長期の目指す姿 3~5年程度で財務数値や事業ドメインなどを記載する 経営戦略は企業経営に整合性を与える 中長期の視点を踏まえて、単位の視点

      • ストーリーとしての競争戦略 #38

        序論経営を2割だけ語ることができる、論理 丹羽宇一郎曰く、経営は「論理と気合」であり、成功要因の8割は論理的に説明できない「野生の勘」などだそう。 論理とは何か。 私は筆者の定義から、論理とは「無意味でも嘘でもないが法則ではないこと」と解釈している。 世の中の事象は4つに分類される。 意味のあること・本当のこと・法則・以上全てに属さないもの、だ。 法則とは、意味があり、かつ事実で科学的にその再現性が示されているものと解釈している。 ただ、競争戦略に法則はない。つまり

        • Google流資料作成術 #37

          チャートを描く誰に、何を、どう伝えるか 相手は誰か?会ったことはあるのか? プレゼンをすることで、相手に何を期待するか?どのようなアクションをとってほしいか? 主張を裏付けるためにどのようなデータを使うか?スライドの見せ方はどうするか? コンテキストを確認するための質問 資料作成の依頼者に、コンテキストを確認する どのような背景情報を考慮すべきですか? コミュニケーションの相手や意思決定者は誰ですか? 相手はそのデータを見たことがありますか? どのような

        マネージャーになる #40

          問題解決の全体観 #36

          0. 問題解決の定義とゴール問題解決は、地球規模〜会社規模〜日常レベルと範囲が広く、大きく5つのタイプに分類される 型に対し、対象となる問題解決の定義と例を与える。 Trouble対応型 緊急度が高く、現状に大きな不具合を抱えている問題に対処する 人為ミス対応や怪我の治療 Problem解決型 不具合を抱えているが緊急度は高くないため、後回しにすることが多く、結果的に悪化してしまう問題に対処する 売上向上施策や組織改革 Potential Risk回避型

          問題解決の全体観 #36

          チャートに語らせる #35

          どのチャートを選ぶか?チャートの選び方はメッセージに応じてケースバイケース 伝えたいことメッセージ化する 分析の結果得られたグラフやデータをみて、何が言いたいのかをメッセージにする 後に作るチャートのタイトルもメッセージで語る 相手に「分析結果の何を知って欲しいか?」を考える 五種類の比較方法からひとつ選ぶ コンポーネント比較法 全体に対するパーセンテージ 占めた、シェアは アイテム比較法 項目のランキング を超えた、3位である、同程度だ 時系列比較

          チャートに語らせる #35

          基本。だが、難しい #34

          仮説思考を身につけることによって、どんなメリットがあるか?問題解決のスピードが速くなる 複数の課題にあれこれ手をつけるのではなく、レバレッジが大きそうな課題から手をつける 分析力よりも仮説構築力 情報の渦に溺れなくなる エントロピーを下げる(不確実性を低くする)ような情報を選ぼう 大局観を持って仕事ができる 分析の手法、得られる分析結果、問題の真の原因はこれで、いくつかの戦略が考えられるが、最も効果的なのはこの戦略だ・・・ 仮説思考で最初から自分なりにある程度

          基本。だが、難しい #34

          左脳をベースに右脳で価値を出す #33

          左脳の使い方-イシューツリーイシューツリーとは イシューツリーを使って課題をいくつかの論点、さらにその下のサブ論点に分解する。 イシューツリーを作る流れは以下の通り。 軸を決める 論点はMECEに分解する 重要な軸を前に出す 深掘りのメリハリをつける イシューツリーのパターン 択一型:意思決定の筋道を示す。結論を一つに絞る 打ち手型:検討要素をSo How?し、必要な対策にまで分解していく 原因究明型:Why so?して原因を一つに絞る 論証型:一つの結

          左脳をベースに右脳で価値を出す #33

          エクセル基本スキル #32

          フォントやフォーマットについて行の高さは18 数字とタイトルは右揃え、タイトル以外の文字は左揃え 罫線は上下線のみ太字で、残りは細字 ミスをしないために数式はシンプルにする ベタ打ちの数字を計算式に入れない ベタ打ちのセルと計算式のセルを分割する 長い数式は使わない 足し算のセルと割り算のセルなど、シンプルになるよう分割する シート構成を明快にする シートは左から右に計算する 同じ類のシートには同じ色をつける シート構成をチャート化したものを最初のス

          エクセル基本スキル #32

          ロジカルシンキングの聖書を読む #31

          論理的に「メッセージ」を伝えるメッセージとは、相手が抱える課題に対して答え、反応してもらうこと メッセージに必要なのは 課題 答え 結論(空) 事実・判断(雨) 方法(傘) 相手に期待する反応 相手に理解してほしい 相手にフィードバックしてほしい 相手に行動してほしい である。 答えが伝わらないのはどのような時か? 結論 課題の答えではなく、自分の答えが述べられている 状況によって結論が異なる 事実・判断 事実と判断の区別ができていない

          ロジカルシンキングの聖書を読む #31

          デリバリーとプロフェッショナルマインド #30

          コンサルの生々しい裏側、Tipsを紹介してくれている貴重な本である。 特に、デリバリーを成功させる方法・プロとしてのマインドセットと行動、の部分が重点的に議論されている。 デリバリーの極意ミーティングの極意 クライアントからのインプットを最速でアウトプット化せよ 会議が終わった後、To Doリストを更新してアクションを詳細に書き留める ミーティングは、「共通のファクトをベースに、導出された論点に合意し、論点に対する仮説を討議する」のが目的。ファクトが大事 議事録の極

          デリバリーとプロフェッショナルマインド #30

          日本語の作文技術 #29

          センスではない、技術による作文技術 修飾語の語順 最初の3つは物理的な、最後の1つは心理的な原則である。 節を先に、句を後に 節:主語と動詞の構造がある語のまとまり 横線の引かれた 句:主語と動詞の構造がない複数の語のまとまり 白い/厚手の 長い修飾語ほど先に、短いほど後に 大状況・重要内容ほど先に:文章の中で最も伝えたい内容を含んでいる修飾語を先に書く 親和度(馴染み)の強弱による配置転換 空の青が/冷たい海に→映し出される という文があった時、

          日本語の作文技術 #29

          「箇条書き」で情報を精錬する #28

          箇条書き以前の問題 箇条書き以前に、人に物事を伝える時、その相手は忙しく文章を読む暇などないことを念頭に置きたい。 箇条書きをするということは、何かを相手に伝え、提案し、行動に移ってもらうこと。 その相手は、上司・顧客・経営層といった、忙しい人であることが大半なのだから。 箇条書きの機能 読み手や聞き手にとっての情報処理の負荷を減らす ベタ書きだと、情報処理の負荷を相手に課していることになる 箇条書きでは、情報量が少なく、理解しやすい 理解しやすいので、相手は

          「箇条書き」で情報を精錬する #28

          キーエンスの強さ #27

          キーエンスの営業営業準備  徹底的なロープレ ほぼ毎日こなす 目的ではなく手段 瞬発力ではなく、販売促進部からの台本を基に、顧客の属性に応じて変える SFAの活用 外報のデータや電話の件数・時間などを記録 他社からの乗り換え、ひいては新規顧客の創出に用いる データ分析の活用 新規顧客の有望株の特徴や買い替え時期の特定 AIの活用 どんな共通項を持つ顧客に営業をかければ受注率が上がるか 営業時 訪問回数×提案の質 スピード感 情報感度 ニーズの裏のニーズを探る

          キーエンスの強さ #27

          メタ思考を鍛える #26

          メタ思考 なぜメタ思考が必要なのか? 理由は3つある。 成長するための「気づき」を得ることができること 思い込みや思考の癖から脱出できること 上記2つをもとに、創造的な発想を可能にすること 上位目的を理解する その作業の先に何があるのか?を問う その先の先、最終目的は何か?を問う To Doの上位目的はTo Beの実現 ICTなどの技術を導入することは手段であって、その上に目的がある 上司からの依頼の上位目的は、上司の上司 お客様の依頼の上位目的はお客様

          メタ思考を鍛える #26

          ロジカルプレゼンテーション #25

          提案力提案における前提 提案が通ることは当たり前じゃない 通るのが当たり前だと考えていると、提案が通らない時にそれを他責にしてしまう 紙ベースで提案しよう 紙に落とすことで、何が考えられれていないかがはっきり分かる 提案の巧さは話術じゃない 紙に落ちない主張をペラペラ話すプレゼンは、うまく誤魔化しているだけ 提案力とは 適切に考える × 適切に伝える 適切に考える 論理的思考力を話をつなぎ、仮説検証力で相手の疑問に答える 適切に伝える 会議設計力で議

          ロジカルプレゼンテーション #25