トマトづくりの人生
今日のコーチングでたどり着いた結論。
『何を言ってんだ?』となるのは当然だと思う。
でも実はこのタイトルにはすんごい大切な想いがたくさん込められている。
それをちょっとだけお話しする時間。
『暮らし』を整える
今日のコーチングのテーマは『暮らし』だった。
この2ヶ月ほどの間、実はいろいろなしんどさが重なって調子を崩し、結構ペースダウンしていた。
そんななか、やっと『いつもどおり』の域まで帰ってこられた気がしている。
ダウンしていた時にずっと考えていたことは
というあたりまえのこと。
でもいざ変えようとすると、何を変えるべきなのかがわからなくて。
それで以前コーチングをお願いしたことのある方に相談して、春休みに伴走していただくことにした。
その中で出てきた春休みの目的のひとつが『暮らしを整える』ことだった。
で、今日のコーチングの中で、
になった。
畝づくり…?
畝とは、畑で苗を植えるときにつくる、こんもりした土の山のこと。
野菜を育てるときには畝が必要不可欠。
しかも野菜や品種によって必要な幅や高さ、固さが異なる。
この2カ月ほどダウンしていた時には、自分自身の畝がボロボロになっていたし、その予兆に気づけるだけの心の余裕もなかった。
部屋は荒れ、洗濯物は溜まった。
でもやる気はしなくて、仕事も課題もテキトーになって。
けっして、自分がもっている素材、ここで言う『土』が悪いわけではない。
ただそれをうまく扱えていなかったような気がする。
かといって育てたい苗がないわけではない。
Catalystやら将来やら、今の自分を踏まえてチャレンジしたいことはたくさんあって、実際に行動もできている。
でも畝がしっかりしていないから、それぞれの苗が自立できていない。
まるで台風が過ぎた後の畑のように畝は荒れ、苗はグダっと倒れてしまっていた。
でも決して苗は腐らなかった。
その惨状に自分で気づいたとき、『ダメになったから抜いてしまおう』ともならなかった。
それはたくさんの人に寄り添ってもらったからだと思う。
ある人は、苗が抜けないように見えない地中で根を引っ張っていてくれた。
ある人は、地上で苗をぎゅっと押さえてながら植え直してくれた。
ある人は、ミミズのように地中を動き回り、今ある土壌を良くしてくれた。
比喩的な表現ばかりだけど、そうやっていろんな人が支えてくれたから、何とか乗り越えられた気がする。
トウモロコシでもひまわりでもなく、トマト。
それを踏まえてたどり着いた結論が『トマトづくりの人生』だった。
ここで言うトマトは、誰もが知っているあのトマト。
生でサラダに入れたり、トマト缶に加工してカレーに入れたり、時にはジュースにして飲んだり。ある国では人に投げるお祭りにされたりしている、あれのこと。
そんなトマトがうらやましくなった。
いろんな可能性を持ち、いろんな人の役に立つ。
んできちんと種は残して、次に繋いでいく。
自分がトマトを育てる人になれば、
トマトを育てたい人に種を分けることができる。
レストランを開きたい人にトマトを譲ることができる。
トマトが嫌いだと言われても、カタチや使い方を変えてその人の役に立つことができる。
そして最後にはすべての人の役に立つことができる。
そんな生き方をしたいと思った。
もちろん本当にトマトを育てたいわけではない。
あくまでも、
ということ。
今やっているCatalystは、誰にとっても役に立つものになればうれしいし、県内の大学生があれやりたい!ってなったときに支えられる存在になったらうれしい。
自分自身も、自分が大切にしたい人やモノ、ご縁、そういったすべてのものを大切にしながら生きていきたい。
この両方をかなえるために、自分が想い描くトマトをカタチにするために、野菜で言う畝、自分自身の土台となる、『暮らし』を整える。
この春休みはそんな2ヶ月にしていく。
もちろんいろんなチャレンジはし続けるけど、自分自身の畝の調子に目を向けられる余裕をもちながら生きていく。
それがありたい、なりたいにつながると信じて。
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