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【コーチング】セルフコーチングでできない事、セルフコーチングでしかできない事

セルフコーチングとは何か

 セルフコーチングとは文字通り、自分で自分に対しコーチングを行うことです。コーチングの知識が必要となりますが、コーチングに関する基本的な書籍を読んでいただければ、一通り下記のようなプロセスを自分自身で設定することができます。

  1. メタ認知により、自己認識を深める

  2. ビジョンを形成する

  3. 経験や行動から学習する

  4. 内省を習慣化していく

 それぞれの項目に細かなやり方がありますが、ここでは割愛します。コーチングの習熟度によって、セルフコーチングの設計も細かく、より効果的にできます。
 習熟していなくても、自ら目標を決め、動き出すことで主体性が高まり、人生が楽しく好転していくでしょう。
 ならば、セルフコーチングに熟達すれば、コーチからコーチングを受ける必要はないのでしょうか。

セルフコーチングでできない事


  • フィードバック

  • 承認(アクノレッジメント)

  • 行動促進のコミュニケーション

  • 発想にない視点からの質問

 ざっと挙げてみましたが、そもそも、声に出して誰かに理解されるように話すことと、一人で考えることは異なります。
 一人で考えることと、誰かに受容されながら聞いてもらうことも効果が異なります。
 細かい点を挙げていけば、もっとでてきそうですが、これだけを見ても、セルフコーチングは、コーチングを受けることの代わりにはならないということがご理解いただけるのではないかと思います。

 また、コーチングの経験がありますと、自然とセルフコーチングも自然と身につきます。大体、セルフコーチをしながら、コーチからコーチングを受けているという状態になっています。

 コーチングの理解が深まるほど、セルフコーチングもするし、コーチも付けます。

セルフコーチングでしかできない事


  • いつどこでもできます

  • コーチがいないときにもできます

  • コーチにも言えない、プライバシーにかかわる内容を扱えます。

  • 自分のペースで進めることができます

  • 費用がかかりません

 こうしてみると、セルフコーチングでしかできないこともありますね。
特に、いつどこでもできるのは重要なことだと思います。
 会議や、身近な人とのコミュニケーションの時、
「あの発言になぜこんなに批判的に反応したのだろうか」
「あの時感情が高ぶったのは、どんなことからだろうか」
など、感情が動いたときは、自己認識を深める絶好の機会となります。

セルフコーチングとコーチの活用

 以上のように、それぞれに出来ること、できない事がありますので、両方に取り組むのが良いと思います。
 しかし、どちらが先かといえば、コーチをつけてコーチングから始める方をお勧めします。メタ認知の手順やビジョンの形成も一度コーチと一緒にやった方が、理解しやすいでしょう。ある程度コーチングの概念を理解できたなら、セルフコーチングにも取り組みやすくなると思います。


 


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