見出し画像

不動産あれこれ

11月の中古マンションの成約件数が前年同月と比較して14%も上がった。
この上昇は6ヶ月連続していてこのコロナ禍で、不動産業だけは調子良いような感じだ。
実際、当初は営業、接客ができず試行錯誤が続いたが顧客も慣れてきてスムーズな案内ができるようになったことも一因だろう。
でも、何よりもコロナの影響で「自宅」に対する意識が高まったことが一番の原因。
部屋数をもう一つ(書斎、仕事部屋的な使い方)やリビングをもう少し広くしようなどなど。
加えて在宅勤務が長くなりテレワークが馴染んで、都心への利便性をそれほど重視しなくなったこともあるだろう。

最近、結婚が話題になった芸能人カップル、芸能レポーターも気づかなかったそうだ。
男の方がインドア派で家から出なかったこともスクープされなかったらしい。

今は、UBER EATSなどでおいしいものもデリバリーできるし、外に行かなくても自宅で十分楽しめる。
でもリビングが狭かったらストレスにもなってしまうだろう。
寝室も、仕事部屋もそれぞれの部屋の機能が見直されたり、気付きがあったりと家に対する関心が高まった。
少し散歩したいと思って外に出たら、人がいっぱいなんて言う都心にも嫌気がさした人もいよう。
だから少し都心から離れた場所に住もう、なんて発想もあるだろう。
先日、ご自宅の売却の依頼を受けた方は代々木にお住まいで、新宿にも歩いて行ける便利な場所。
でも、嘆いていらっしゃった。
感染者数が増えて、お友だちがご自宅に遊びに来なくなったと。人が多い都心にでかかけることも躊躇している。
都心は便利だけれどコロナで違う側面もみたような気がする。

コロナが住宅関係に及ぼす影響は成約件数が上がったと言うようなプラスの話もあるが、一方で住宅ローンが支払えない人も増えている。
また、一部の業界にお勤めの方はローンの審査が厳しくなっているとか。(あくまでも噂です)
こんなマイナスの現象も起きている。

「我慢の3週間」もこの週末で終わる。
見た感じ都心に人が減った感じはない。

仕事にも生活にも知恵が求められる。