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登山ガイド資格取得と北海道移住計画


登山ガイド資格取得

趣味で登山、クライミング、キャンプ、スキー、狩猟、カヤックフィッシング、スキューバダイビングなど、アウトドア全般を楽しんでいます。

2023年4月、立山でバックカントリースキー

某メーカーに勤めて8年目。全国の直営店勤務のため、滋賀県→福岡県→京都府と転勤を重ねてきました。趣味のアウトドアに関わる仕事なので、良い仕事に就けたなと大きなストレスもなく過ごす日々。

勤務6年目のある日、読んでいた本。

ビジネスや資産形成、投資、保険など社会経済全般のことが書かれています。この本で興味を持った内容が、「ちゃんとキャリアを重ねていきなさいよ」ということ。

社会人になって現職に勤めて6年目。主な業務は直営店運営と接客。勿論まだまだ未熟な運営と接客だし、他部署配属になり他職種につく可能性も高い。けどこのままで年齢に見合ったキャリアを築けるのか?という漠然とした不安があった。

好きなことを仕事にしたい人とそうでない人がいると思いますが、私は完全に前者。仕事中も好きなことを考えていたいし、好きなことを仕事に活かせるなんて最高。全く好きでないことを仕事にするのは1日の8時間、人生の1/3を捨ててるようで辛い。

今の環境で何かキャリアアップに繋げられないか?と考えた結果、登山ガイドの資格を取得しようと思い至りました。

登山ガイド資格といえば、日本山岳ガイド協会(JMGA)。自然ガイド、登山ガイド、山岳ガイドなど様々な資格の種類がある中から、登山ガイドステージⅡの資格取得を目指すことに。

そして2023年6月の筆記試験をパスし、計5回の実技講習検定を受験。2024年3月に無事、登山ガイドステージⅡの資格認定を受けました。

北海道移住計画

登山ガイドの資格取得に取り組んでいる頃、職場の人手不足人手不足人手不足が重なり、多忙多忙多忙の日々。特に2023年11月は多忙を極め、何故か夜に止まらない涙。

このままでは心が死んでしまう。そう感じ、以前からぼんやりと考えていた北海道移住を実行に移そうかと考え始めました。

北海道移住に関しては相方の方が意欲的で、私はまだ本州にいて色んな山に登りたいなーなんて思っていました。

北海道はいいよ。広大な土地に低い人口密度。山も岩も川も湖も海もあって、登山もクライミングもスキーも狩猟も釣りも出来るよ。相方からの北海道プレゼンが、弱った心に響きます。

今までも北海道移住の話は出ていましたが、やはり具体的な案がないと動き出せない。将来的にゲストハウスを営みながら半自給自足な生活を送るには、北海道のどこが適しているのか、、ほとんど検討の付かない私たちは2023年12月、北海道庁にある移住の相談窓口に駆け込みました。

北海道らしい広大な景色の中で生活がしたい、ゲストハウスを営みたいから旅行者がそれなりに来る地域がいい、取得予定の登山ガイド資格を活かせる生業ができないか、有害鳥獣駆除が出来て、スキーもしたいな、、担当者さんに私たちの希望をつらつら伝えて、提案されたのが道東地域。

そして担当者さんが過去に出向されていたという美幌町に、移住体験住宅があるということを教えてもらいました。

なんとなく道東かな?という考えもあり、今回の相談で背中を押してもらった形に。一泊二日で札幌から帰宅後すぐ、美幌町の移住体験住宅の予約をしました。

美幌町移住体験と清里町との出会い

移住体験するなら、過酷であろう冬に行かないと!ということで2024年2月中旬、1週間の予約を取りました。私は仕事と資格取得の都合が付かず、残念ながら相方一人で移住体験となりました。

愛車ジムニーとフェリーで北海道へ。1週間で美幌町周辺の足寄町、大空町、網走市、小清水町、斜里町、羅臼町、清里町、弟子屈町などを巡り、周辺調査。

道東は雪が比較的少ないため雪掻きの負担が低い、冷え込みは厳しく-20℃はザラ、建物の中はとても暖かい、北海道らしい広大な景色は道東にあり、、美幌町での移住体験は貴重な体験となりました。

そして清里町と運命の出会いを果たします。

移住体験最終日、数日前に弟子屈町へ向かう際に通過した清里町がとても気になる!ということで、相方は清里町の観光協会へ飛び込んだらしい。

移住体験中、送られて来た斜里岳の写真

ゲストハウスを営みながら登山ガイドや狩猟スキルを活かした生活をしたい、そのための移住先を探しているということを観光協会の方に伝えると、「アウトドアに関する地域おこし協力隊の募集が、4月初旬に出るよ」という情報が!

相方はその場で移住を決め、転居先も決めてしまいたい勢いで清里町を気に入ったそうだが、私の都合のこともあるためなんとか思い止まり帰路に着いたそうな。

そして2024年4月、清里町地域おこし協力隊の募集要項がこちら。

登山・自然ガイド?!しかも経験不問?!

思い上がりも甚だしいですが、私のための募集ではないかと思ってしまいました。しかしこれはもう運命だと、迷わずエントリー。

相方も別枠で地域おこし協力隊にエントリーし、2024年6月現在、二人で選考を受けている最中です。

6月28日に最終面接を経て、7月初旬には選考結果が出る予定。清里町移住への一歩が踏み出せるよう、第一関門を突破します!


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