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株式会社ソウゾウに入社しました

2022年1月1日に、株式会社ソウゾウにSoftware Engineerとして入社しました。ソウゾウは、メルカリの新規事業の企画・開発などを担うグループ会社で、現在は「メルカリShops」を運営しています。なお、ソウゾウは2022年1月28日に設立1周年を迎えました。それに合わせて素敵なノベルティも届きました!

ソウゾウが運営しているメルカリShopsは、メルカリ内にネットショップを開設することができるサービスです。メルカリアプリを開いて「ショップ」タブから利用することができます。たまにお得なキャンペーンもやっているので皆様ぜひご利用ください!

自己紹介

情報系の大学院を卒業後、2011年4月に新卒でDeNAに入社してから10年強在籍していました。

やってきたこと

DeNAでざっくり何をやってたかというと、

  • 2011 - 2015年:ソーシャルゲーム開発(主にサーバーサイド)

  • 2015 - 2018年:カードゲームアプリ開発(クライアントサイド w/ Unity)

  • 2018 - 2021年:ライブコミュニケーションアプリ開発(サーバーサイド)

といった感じで、

  • パフォーマンスを意識した設計・実装

  • 長期運用を見据えた設計・実装

  • 複雑なマスタデータを持つ機能の設計・実装

  • 開発の効率化

あたりをやってきました。ゲームを開発していた期間が長いですが、最後は異動を志願してゲーム以外のアプリにも携わっていました。

ソウゾウでやっていくこと

主にショップ運営者様向けの開発をやっていきますが、できることはなんでもやっていこうと思っています。

ソウゾウでは「全員ソフトウェアエンジニア」を標榜し、縦割りの技術軸で分担をするのではなく、ある機能を開発するときに必要があれば、1人のエンジニアがBackendからFrontendまでを開発できるような体制を目指しています。

https://engineering.mercari.com/blog/entry/20210810-88debfe4dc/

自分はバックエンドの方が得意なのですが、上記記事にあるように、そこにとらわれずに領域を広げてフロントエンドなどにも触れるようにしていきたいと思っています。また、メルカリでは個人で自由に触れるGCPプロジェクトを作れるので、クラウドのキャッチアップもしやすいです。そこで色々触ってSRE領域に手を広げていくのも面白いなと思っています。

ソウゾウに入るまで

メルカリShops の技術スタックと、その選定理由 という記事が話題になっており、自分も気になっていました。研究室時代の先輩がソウゾウにいることもあり、話を聞いたことから関係がはじまりました。

コーディングテストを受けるのははじめてだったので少し勉強してから受けました。コーディングテストの問題は英語で出されるのですが、練習とは違って本番では右クリックが禁止されており、翻訳ソフトが使えなくて一瞬焦りました。が、書かれている問題の英語は平易なものだったので理解することができました。コーディングテスト自体は最後の問題が解き切れなかったのですが、なんとか1次選考のシステムデザインインタビューに進むことができ、ほっとしました。システムデザインインタビューではいきなりCTOの @suguru さんが出てきてびっくりしました。ただ、自分の知識は出し切れた感があり、これで落ちたらしょうがないかな、と思っていました。その後はカルチャーフィット面接、最終面接と続き、最後にリファレンスチェックを経てオファーをいただきました。結果的に @suguru さんとは最終面接も含めて2回お話できて良かったです。

なお、自分の面接が終わった後に選考ガイドが公開されたのですが、もっと早く出してくれていれば良かったのに…!と思った内容なのでソウゾウの選考を受けられる方はぜひ見ておくと良いです。実際に選考を受けた自分からしても、ここまでオープンにしちゃうの?!といった内容になっています。

ソウゾウに入ってみて

一番の下手くそになれた

「情熱プログラマー」という本に「一番の下手くそでいよう」という話があります。自分よりも優れた人たちと行動をともにすると、彼らの習慣などを取り入れようとする本能により、自身の能力が引き上げられる、というものです。転職する際に内省した結果、自分はこの考えを大事にしているんだと気づきました。過去を振り返ってもそういった選択をしてきたように思います。
マイクロサービスをはじめ、ソウゾウの技術スタックは経験したことのないものが多く、さらに事業としても経験したことのない分野だったのでこれは間違いなく「一番の下手くそ」になれると思いました。実際、ソウゾウに入ってからは毎日新しい発見ばかりで刺激が多いです。頭もフル回転しています。本を読んだだけでは分からない実際の運用を知れるのはとても勉強になりました。

優しくて強いエンジニアが多い

ソウゾウのエンジニアはるふさんsouzoh.fm で語っていたように「強くて優しいエンジニア」が多いです。経験豊富なエンジニアが集まっていると感じます。自分も「優しい」と評されることが多かったのですが、ソウゾウでは良い意味で目立たなくなりそうで、喜ばしいことだと思っています。

英語が割と使われている

ソウゾウでは開発ドキュメントやエンジニアが多く在籍するSlackチャンネルでは英語がよく使われています。すべてが英語というわけではなく、込み入った話になると日本語になったりする、といった温度感です。ミーティングの会話も今は日本語で行われています。文章を書く際は英語が多いですが、使われている単語もそこまで難しいものはなく、最近は優秀な翻訳アプリもあるので特に困ることはありませんでした。
また、社内には「やさしいコミュニケーション」という言葉があり、自分と異なる言語話者に対してはわかりやすいコミュニケーションを取ろうとする文化があります。そのため、英語話者とやり取りする際にも安心して話ができました。今まで日本語をメインで使ってきた人が英語に慣れる環境としてはとても良いなと思っています。
メルカリには英語学習プログラムもあり、せっかくの機会なので仕事に慣れてきたら受講しようと考えています。

チームの雰囲気が良い

Coffee Time や Casual Chat など、業務以外のことでも話をする機会が多く、コミュニケーションを大事にしているなと感じます。日々の業務もスクラムで行っていて、チームとして All for One にことに向かっている感があります。また、入社直後もメンターランチやチームランチで皆さんと話をする機会が多く、すぐに馴染むことができました。コミュニケーション系の施策には会社からお金が出るものが多く、会社としても力を入れているんだなと感じました(ソウゾウの人はメルカリからの出向なので、メルカリの福利厚生はすべて使えます)。エンジニア以外にもソウゾウには多種多様なバックグラウンドを持つ方々が集まっているのでお話していてとても楽しいです。

働き方が柔軟

メルカリにはTrust & Opennessというカルチャーがあり、アプリで監視されているとかはなく、個々人の裁量で働くことができています。Trust & Opennessというのは他の場面でも聞くことが多いのですが、信頼されているというのはとても心地よく、このカルチャーは守っていきたいです。
また、我が家ではコロナ流行に伴って保育園に行けなくなった時期があったのですが、そんなときも柔軟に対応してくれました。そもそも子育て中の方が多く、子育てには十分すぎるほどの理解があります。

採用、やってます

最近入社する人が増えていて嬉しい限りですが、まだまだ人は募集中です!

とりあえずちょっと話だけでも聞きたい、という方は最近流行りのカジュアル面談がおすすめです。選考ガイドが公開されているくらいなので、かなりざっくばらんに色んな話が聞けると思います。

採用ページもぜひ一度眺めてみてください。色々な職種があって、会社の雰囲気も分かると思います。

ポッドキャストも素が出ていて面白いです。入社してから聞き返すと2度楽しめました。

ソウゾウではメルカリグループ内から異動してきた人が多かったのですが、最近はどんどん外から入ってきています。それに合わせてオンボーディングもより充実したものになってきているのでぜひ安心して入ってきてください!

おまちしています。


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