合同会社GOTOKU

合同会社GOTOKUは、「日本の本物」を正しく世界へ発信したい!というブレない信念を持つコンサルティング会社です。「地域再生」「次世代へ継承できる観光」をテーマに、日本全国飛び回っています。

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合同会社GOTOKUは、「日本の本物」を正しく世界へ発信したい!というブレない信念を持つコンサルティング会社です。「地域再生」「次世代へ継承できる観光」をテーマに、日本全国飛び回っています。

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    GOTOKUってどういう会社?

    合同会社GOTOKUって何をする会社?初めまして!合同会社GOTOKUマネージャーのチサトです。記念すべき第1回目の記事は、GOTOKUという会社が何をしている会社なのか?どういった想いで立ち上げたのか?等、お話ししていこうと思います。 GOTOKUの代表 アレックスについて  「日本に残る本物の文化を世界へ正しく伝えたい」という想いから、2019年に観光コンサルティング会社GOTOKUをスタートしました。代表のアレックスは今年で来日18年目。来日以来ずっと続けている鹿児

      • GOTOKUのウェブサイトをリニューアルしました

        新年度スタートに合わせて、GOTOKUのウェブサイトをリニューアルいたしました。 https://gotoku.consulting/ これまでの過去実績だけではなく、GOTOKUのパートナー企業様からの嬉しいお言葉も掲載させていただいております。 引き続き、素晴らしい日本の文化が次世代へ継承される本質的なサステイナブル観光が広まるように、引き続き頑張っていきます!

        • 山奥の修行寺へ。福井県

          永平寺に別れを告げた後、山奥にある小さな曹洞宗のお寺を訪ねました。 ここは1278年、寂円禅師が創建した宝慶寺。道元の直弟子であった寂円は、1261年に永平寺を去り、寺社政治に嫌気がさして大野の山中でただひらすら瞑想をしていたと言われています。寂円は中国人ということもあり、こういった世界に疎外感を感じ、瞑想のために野に向かったのではないでしょうか。 現在、宝慶寺には僧侶が1人、永平寺から来た2人の雲水(修行僧)が住んでいます。非常に気さくなお坊さんは、突然の訪問にもかかわ

          • 社寺を活用したサステイナブルツアー造成 福井県に行ってきました

            来日して約20年。ずっと訪れたいと思っていた福井県へ行ってきました。 曹洞宗の大本山である永平寺を訪れ、文化観光をより効果的に活用し、寺院のさらなる支援のための収入を増やす方法を検討する依頼があったからです。 寺社仏閣は、日本を訪れる多くの人が必ずと言っていいほど目にする場所ですが、多くの場合、その建物をざっと見て回る程度で終わってしまいます。最近は写経や坐禅の体験も増えてきましたが、それらは表面的なものであるがゆえに、深い理解に届いていないという現状があります。その意味

            NHK鹿児島「ここがヘンだよ!鹿児島のまちづくり」に出演させて頂きました!

            2月17日、NHK鹿児島 かごすぴSpecial「ここがヘンだよ!鹿児島のまちづくり」に出演させて頂きました! 世界中どこでも起きている問題ですが、住民の政治に対する無関心、行政の広報能力の無さ、この二つが民主主義を止めている理由だと思っています。 この番組によって、様々な意見が飛び交い、議論が生まれる。どちらが正解でどちらが不正解ではなく、住民が議論をすること、街がざわつくこと、ちょっと待てよ、、、と考えること。私はこの番組のそういった意図に共感したので、今回出演を決め

            「月刊 秘伝」にSamurai of Cultureが特集されました!

            今年度、文化庁事業「観光再開・拡大に向けた文化観光コンテンツの充実事業」において造成したSamurai of Culture (上記掲載)が、武道専門雑誌である「月刊 秘伝」で特集記事を組んでいただきました! BUDOツーリズムがテーマだったため、Samurai of Cultureはまさにぴったりの内容だったのではないかと思います。 お手に取られた方は是非お読みください。

            「バズワードに踊らされるな。」やまとごころに対談記事が掲載されました!

            やまとごころに、友人でもあるしいたけクリエイティブ代表の本郷誠哉さんとの対談記事が掲載されました。 テーマは、「バズワードに踊らされるな!!」 トレンドに合わせてコンテンツを作るのではなく、その地方、土地にあるものを掘り起こし、そして磨き上げることで、そこにしかないものとカラーを発信する事が、これからは観光の鍵になります。 そんな話を2人で熱く語っています!是非お読みください!

            NHK鹿児島「KAGOSHIMA Underground」始まりました!

            1月27日から、NHK鹿児島 夕方のニュース番組「情報WAVEかごしま」内で、鹿児島の隠れた魅力を掘り起こしていこう!をテーマに、毎回違ったテーマについてトークする10分コーナーが始まりました。 1回目は、アレックス自身も約20年続けている薩摩の古武道・示現流について。2回目は、「古い建物の活用法」について。 3回目・4回目は3月に放送予定です!

            トランスフォーマーできる旅~日光を巡る視察の旅 その2~

            数日間、鹿沼市と奥日光を視察した後は、輪王寺と日光東照宮のあるエリアへ向かいました。日光東照宮などによって繁栄した小さな町を視察する中で、神社仏閣の建設と維持を支援するためには、インフラへのアイデアが必要であると考えたからです。 熱心な僧侶が「止観」を通じてガイドしてくださる輪王寺を訪れました。 輪王寺は、密教的傾向のある山王一実神道(天台宗)の寺院でありながら、多様な修行も取り入れている場所でもあり、「止観」は本質的には座禅と同様の修行法です。 あとから分かったことで

            トランスフォーマーできる旅~日光を巡る視察の旅1~

            先日、Transformational Travel の奥日光におけるポテンシャルを視察するため、栃木県から帰ってきました。日光は以前何度か訪れたことがありましたが、今回はこのエリアをより深く発掘するという初めての体験でした。 まずはじめに、紅葉の下で川歩き(本当に川の中を歩きます)からスタート。人里離れた川は美しく、冷たい水をざぶざぶと歩くのは非常に楽しい経験でした。ただ、自然を満喫しながらも、(景観とマッチしない)ド派手な配色のヘルメットとライフジャケットに、時々現実に

            前回視察からの続き~城崎温泉へ~

            ※前回記事の続き※ コウノトリを復活させることでサステイナブルなエコシステムを作った豊岡市の湿地を訪れた後は、歴史的温泉街である城崎温泉へ。 京都から電車で2時間半という城崎は、ゴールデンルートからも十分近い好立地にありながらも、まだインバウンドのオーバーツーリズムによって包摂されていない場所です。街そのものは1300年以上の歴史があり、有名なフランスのルルドの泉でも現代的に思えてしまうほどです。 昭和の面影が残る街並みですが、他の多くの観光地と比較するとほぼ気にならな

            コウノトリが運んできたものとは?  視察~豊岡市と城崎温泉~

            少し日数は経ってしまいましたが、先日兵庫県の豊岡市と城崎温泉を訪れ、そこで提供されているサステイナブルとエコツーリズムコンテンツを視察して参りました。 城崎温泉は、日本国内の中でも知名度の高い温泉地であり、京都から電車で3時間という好立地なエリアでもあります。今回の視察では、温泉街そのものにフォーカスを置いておらず、その地域の農業が支えるエコシステムを中心にしたものでした。 最新モダンの農業方法と農薬についてお話しする前に、このエリアの複雑な生態系は、魚、蛙、昆虫、齧歯動

            G1グローバルに参加してきました!

            グロービス経営大学院東京校で開催されたG1グローバルで、日本の未来の観光ツーリズリムについてお話しさせて頂きました。 光栄にも河野太郎デジタル大臣とお話しさせていただく機会に恵まれ、私が登壇したセッションをご清聴いただきました。

            徳島県へ~How do I want to be remembered?~

            「滅びていくのを、ただ見ているだけでいいのだろうか?」 徳島県の山奥に佇む限界集落の一つを訪れた私は、何度も何度もこの質問を自分自身に問いかけました。 そこでは集落の人々の多くが、近い将来この土地で生きる人間が自分達で最後になるだろう、という運命を受け入れ、そして同時に諦めの境地にいる現実がありました。 このように急速に失われつつある地方の集落について話す時、日本人はよく「Setsunai 切ない」という言葉を使います。 表面的には悲痛だとか残念だという意味合いですが

            かつて天狗と言われた男たち     山形県出羽三山の修験道体験へ

            今回の観光庁事業のコーチング視察で訪れたのは、山形県にある出羽三山。ここで、1,000年以上続く古代の修行法である「修験道」と宿坊を視察しました。 そもそも修験道とは、自然へと誘う神道と仏教が融合した実践的宗教を指します。訓練を積む人々のことを山伏(やまぶし)と呼び、昔から超自然的能力を持つ者として恐れられてきた存在でした。宿坊とは、こういった古代の精神修行に参加するために訪れた巡礼者たちのための宿で、ホテルや旅館とは全く違う形態の施設です。 このような素晴らしい場所でも

            補助金を使わずに自分たちの手で観光を盛り上げる場所           観光庁事業 竹田市へ

            先日、観光庁事業のコーチング視察で訪れた臼杵市ではなく、今回は自家用車で鹿児島から4時間半かけて現地まで向かった道中のお話しをしたいと思います。 視察先についてリサーチ中に偶然Google Mapsで見つけた、臼杵市から1時間程先にある竹田市で素敵なホステルを発見したので、今回はこちらで滞在してみました。 このホステルオーナーには事前に、観光庁事業の一環で来る予定だということ、それから経営されているホステルを古民家からリノベーションし、どのようにコロナ禍を乗り越えてきたの