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必要な人に必要なだけのサービスを届ける

こんにちは。埼玉県春日部市のデイサービスでリーダーをしている後藤と言います。お父さんを4年、作業療法士を9年、管理職をさせてもらって1年になります。

日々の気づきを、少しずつ記しています。


今日のテーマは、

必要な人に必要なだけのサービスを届ける

についてです。


先日、うちのデイサービスを利用している利用者さんから以下のような相談を受けました。その利用者さんは、うちの会社の訪問看護からの訪問リハのサービスも利用しています。


「後藤さん、私訪問リハビリを辞めて、半日のリハビリに通おうかなと思っているの。家のことは、出来ているしね。でも、〇〇さん(訪問リハの担当者)に悪いからどうしようかなと思っているの。」


相談を受けて、第一声として、「良かったじゃないですか。」

という言葉が出ました。

「〇〇さん(利用者)が自分からそう判断してくれたのは嬉しいですし、すごいなと思いました。〇〇さん(訪問担当者)もむしろ嬉しいと思います。」

と答えました。

するとその利用者さんは

「そう?後、別のデイサービスに行くのも、後藤さんたちにも悪いなと思っているんだけどね。」


とおっしゃいました。


たしかに、会社の収益のことを考えれば、訪問看護の利用が減ること、競合のデイサービスに利用者が通うのはマイナスかもしれませんが、


利用者さんが、自分で自分に必要なサービスを考えて、判断されたことをとても尊敬しました。


介護保険の利用の仕方として、介護サービスを卒業してもらうことも大切ですが、


利用者自身が自分に必要なサービスを選択し直せるってとても大切なことだなと感じました。


この利用者さんに関しては、前から訪問リハの必要性と、目的について話してきたのもありますが、


この利用者のニーズであれば、訪問リハでなく半日型のデイサービスでも満たせる、と思ったので、そちらの紹介もしました。(社外です)


このように紹介出来るのも、自分のデイサービスの強みと地域から求められている役割を理解し、


また、他の部署の役割や地域の他のサービスの役割の理解があるから出来ることだと思います。


その他、利用者さんの利用頻度についても、例えば、周3回利用の方で、周2日でもニーズが満たせそうと判断していれば、ケアマネージャーに相談することもあります。


必要な人に必要なだけのサービスが届くこと


を大事にしていくと、偶然かもしれませんが、空いたところに、新規の利用者さんの紹介をもらえることが多いです。

うちのサービスが必要な人を引き寄せる気がします。根拠はありません。


これからも、自社に期待されているサービスを理解し

必要な人に必要なだけのサービスが届くことを大事にしていきたいです。








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