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動ける時に動く

今日はかなり久々に普通のメンタル。むしろ少し調子がいい気もするけれど、ずっと落ちていたから普通でも調子が良いと勘違いをしているのかも知れない。そこそこ基準がバグっている。

あれやこれやしたい事があるといいながら描き始めたイラストを3時間配信しながら塗って、めちゃくちゃ夜更かしている上でこの日記も書いてる。やっぱり普通と言うよりはバグ寄りなのかも知れない。まあでもきっと書き上げる前にいつも通り寝落ちして、変な時間帯に更新するのがオチなのだけど。

調子いい時に好きな漫画を読もうと思って、久々にたくさん漫画が詰め込まれている本棚から「乱と灰色の世界」という漫画を手に取った。日記だけでもアレなので今日はこの作品を紹介しようと思う。

数年前、最新刊のコーナーに並んだ少しレトロで優しい絵柄と細やかな描き込みに目を惹かれて漫画を手に取ると最終巻と本の帯には書かれていた。7巻完結なら手も出しやすくて良いなぁと思い、内容もろくに調べずに買った憶えがある。

人間界に住む魔法が下手な10歳の魔法使いの女の子「乱ちゃん」がこの作品の主人公。大人に憧れていた乱は、大人サイズのスニーカーを履くと大人のお姉さんへと変身できる。魔法使いが普通に人間界に住んでいるけれど、魔法使いの存在は人間には秘密。

大人の姿で魔法を使って空を飛ぶことに失敗した乱は、お金持ちで高慢な凰太郎(オウタロウ)という男性の庭へと落ちてしまい2人は出会って。中身10歳の純粋な乱に心洗われ凰太郎が乱のことを好きになって。お金持ちで色々甘やかしてくれる凰太郎に乱ちゃんも好き(どちらかと言うと懐く)になって。でも乱は10歳なので当然学校のクラスメイトの男の子でも気になる子が出来てみたり。これだけだとファンタジーラブコメなの?って思われてしまいそうだけれど、乱の周りを取り巻く家族や人間関係にもストーリーがたくさんあって、愛が溢れていて、色々なところに幸せが散りばめられてる。(ちなみにここで寝落ちてたし、ここから更に長いですごめんなさい)

好きな話だと、乱にはお兄ちゃんがいるのだけれど、その兄が幼少期にオオカミに変身したら犬と勘違いされて男の子に拾われて。なぜかその拾ってくれたと言う恩恵に当てられて2年も犬として飼われていたけれど、たまたまその飼われていた家に入った泥棒をやっつけた時に人型に戻ってうしろ髪ひかれながらも家に帰る。その後、小学校へ入学した時に拾ってくれた少年と再開して、今は親友とか。なにそれエモいじゃんってなった(語彙力の喪失)。

でもその幸せで優しさに溢れている世界の反面、魔法使いの因縁の敵もいて、乱が浮かれている間にどんどん不穏な雰囲気に。そしての因縁の敵に運悪く人間の凰太郎が巻き込まれてしまう。

果たして凰太郎の運命は!?恋愛はどうなるのか!?って引っ張る所なのだろうけど、5年前の作品なので普通にネタバレ。



敵に侵食されて凰太郎は亡くなります

最初は下手だった魔法も後半では成長した乱が、凰太郎を人間に戻すために凄く頑張って戦って。敵の侵食を取り除いて人間の姿へと凰太郎を戻すけれど、ほぼ敵に侵食されていた体はもう抜け殻状態。正気に戻った時の身体は乱の魔法で生かされていた。しかもこの魔法は、乱の無自覚の魔法で、普通に凰太郎を助けられたと思って喜ぶ乱(しんどい)。

生命のタイムリミットを周りの魔法使いに知らされた凰太郎は、自分の身の回りの人達に別れを告げに。

「やっと生きるのが楽しくなって来たのに」

そう母親に言って泣いた凰太郎に、釣られてわたしも泣いた。しかも凰太郎は結局、乱には別れを告げず「これからは夢の中で会おう」と伝言を残して1人こと切れる。そして乱も魔力切れで夢の中へ。

乱はその後、目覚めて凰太郎が亡くなったことを知り大切な人を失ってすごく悲しむけれど、悲しみを乗り越える為に手助けしてくれる友人や家族の暖かさに触れ、今度は大事なものを守れるように成長しようと、魔法の修行へと旅立つ。

そして大人になりたがっていた乱が、大人になる魔法がなんなのかを知る……っていうお話。




簡単に説明したかったはずがめちゃくちゃ長くなった笑


でもほんとに機会があれば読んで欲しい作品のひとつ。めちゃくちゃマイナーだけど。昨日配信中に話してたら調べてくれた人がAmazon中古1円だったよって言ってたので、軽率に買って読んで欲しい笑

ほんとに長くなりすぎて消そうとも思ったけど、せっかく書いたから消さずに残すけど。次はもっと要約の能力つけて、好きなモノもう少し簡単に分かりやすく伝えたいな。

オタクってこういうところだよなぁ(語彙力)


おわり。


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