五島の青果を大阪で売る方法4
五島より、大阪で青果の価格が高い時が狙い目です。
当たり前ですが、青果の価格は需要と供給によって決まります。
例えば、災害が多いと青果にも被害が出て、供給が足りなくなり、価格高騰につながります。
反対に安定した気候などで青果が沢山作られると価格低落となります。
これが北海道が沖縄県まで同時に起こるかと言うとそうでもありません。
地域によって、青果の価格が差が開く場合があります。
「五島の青果を大阪で売る方法2」では「時間差」を狙う話でしたが、今回は「地域の相場の差」です。
五島より、大阪で青果の価格が高い場合
2018年、開店1年目が偶然にもこの状況で、野菜を買うお客様で列ができるぐらいでした。
大阪は白菜1玉800円、キャベツ500円、大根1本300円など、特に飲食店の皆さんが苦しんでいました。お品書きの価格を簡単に上げられない、野菜で利益がない状況でした。
五島は白菜1玉200円、キャベツ180円、大根80円などでしたから、足元を見て、暴利を得る事をしませんでした。
トップ画像は五島市吉田町の木場義博さんのキャベツです。
ちなみに偶然、ご来店頂けたお客様より、教えて頂けのですが当時のJA五島の組合長さんと同じ考えだそうです。
この様な状況はそう長く続きません。そして、当然コントロールできない世界です。
五島より、大阪で青果の価格が低い場合
圧倒的にこの時間帯が長いです。基本的に毎日、この状況です。
ここで取れる選択肢が
1.規格外品で相場より、安い青果を販売する。
これは「五島の青果を大阪で売る方法1」で書かせて頂きました。
よければ、ご参照ください。
2.高品質で相場より、高い青果を販売する。
農薬不使用、ブランド品、伝統野菜、西洋野菜、水耕栽培などになります。
他の地域と比べて、大量生産できない五島では基本的にはこの戦い方になってきます。
これらについては「五島の青果を大阪で売る方法5」をご覧下さい。
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