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コロナ禍での経営1

この1年、一番多く聞かれた質問「コロナ禍で、どうやって経営を続けているのか?」

答えは店舗の売上がなくなっても耐えられる設計をしているからです。

そもそも、コロナ禍関係なく、大阪市北区、天神橋筋商店街3丁目は2ヶ月に一度、店舗が入れ替わる激戦区です。

ここで店舗を借りて、商売を始めようと決めた時から、売上がなくなる事は当たり前と考えておりました。

売上がなくなったらどうするのかを事前に策を練ります。

学校、会社などで行う避難訓練と同じです。

様々ある「経営リスク」に対して、準備が出来ているか、素早く対応ができるか、日ごろからの「リスクマネジメント」を徹底しているかです。

この対応が遅れると後手後手になって、損失が膨れます。

いやいや、店舗の売上がなくて、どうやって経営できるのか?

店舗以外で売上を稼ぐが答えです。

店を閉めて、働きに行きます。

トップの画像は天神橋筋3丁目、五島つばき商店の通りです。ガラガラです。

能力がある人なら、店舗にいながら、仕事をして稼ぐ事もできると思いますが、私はそこまで能力が高くありません。

五島つばき商店の紹介」でも書きました、家賃:143,000円/月、商店街会費:12,940円/月、合計:155,940円/月が固定費でかかります。

時給1,000円の仕事を1日、10時間行えば、10,000円」となります

(ちなみに五島列島がある長崎県では最低時給800円ぐらいです)。

これを(1ヶ月)30日続ければ、300,000円/月となります。

これで耐えられると言う設計です。

どんな仕事をするか、都合の良い仕事はあるのかはまた記事にします。

例えば、吉本興業の芸人さんが本業では、なかなか稼ぎづらいから、アルバイトしているのと同じ考えです。

本当に苦しいのはここからです。

先日のニュース、(私の感覚です)一般的な中小企業は運転資金は2ヶ月〜3ヶ月ぐらいしか持っておりません。1年分の運転資金を借りたとしても、足りるのか、返済できるのか分からないのが精神的にきついです。

まさにゴールが分からないマラソンを走る感覚です。コロナ禍がいつまで続くか分からないです。

仮に店を閉めて、働きに行けと言っても、世に恐ろしい毎日、働くことになります。または働きたくても疲労が蓄積して来ます。新たに「経営リスク」で発生です。

そこで、対応策は「黒にんにく」です。

仕入れて売るだけでは利益は乗せづらいです。

しかし、自ら作るのであれば、ある程度の利益を乗せる事ができます。

黒にんにく

具体的には五島市吉田町の木場義博さんが農薬不使用のにんにくを作っております。

その農薬不使用のにんにくを大阪で「黒にんにく」にして販売しております。

黒にんにく」の商品化については、「新商品開発~黒にんにく~」をご覧下さい。

黒にんにく」は体力増強、疲労回復、免疫力アップなどの効能があります。

個人的には筋肉痛から来る腰痛の回復が早いと感じております。一時期、階段の昇り降り、しゃがむが辛い時期がありましたが救われました。

参考にならないと思いますが、店舗以外で売上を出すために、店を閉めて、働きに出る。

詳しくは「コロナ禍での経営4~店舗での売上が上がらないのなら、副業しましょう~」をご覧下さい。

コロナ禍がいつまで続くか分からないので、毎日、働いても、疲れない体づくりをする。

これがコロナ禍の経営の答えとなります。

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