子ども議会で思ったこと
久しぶりの長文でお許しを!
先日、茎崎交番開所式で、Oさんから、『議長、子ども議会は素晴らしい』と言われました。つくば市の議場では、中学生の子ども議会はありましたが、今回は小学生の子ども議会。
これは確かに初めてで、Oさんからも『是非、市内の学校でもやって欲しい』とのお話を聞かせていただきました。
議会とは?子どもたちにわかりやすく伝えることが大切。
ただ一方で、その子ども達の親の世代(20代後半から30代?いや40代前半?まで)の投票率は低いという現実があります。
ここ近年の日本の選挙の投票率は下がる一方なのです。深刻な問題なのです。
たぶん、どなたに聞いても大人達は『子ども議会は素晴らしい』とおっしゃると思います。しかしながら、その大人たちは、ここ近年のあらゆる選挙をとうしても、結果として投票率を下げている。つまり「投票をしない」という結果を出しているわけです。
大人たちが、子供に教育をする上で、これではあまりにも説得力が無さ過ぎると私は思っています。
働き盛りの現役世代だから多忙を極めていることはわかりますが、投票に行かないことは大人の責務を果たしていません。
世界では武力や力を持って、政治をする国がいまだに多い中で、日本は選挙で、話し合いで政治を決めていく。これを維持して持続しているわけで、誇るべき事なのです。その実践として選挙で代理人を選んでいるわけです。
しかしながら、選挙で投票には行かない大人たちが増えている。
日本人が深く考えて猛省すべきことです。
今年は選挙の年と言われます。たぶんアメリカ大統領選挙。衆議院の解散総選挙もあるかもしれません。つくば市も市長と市議会議員選挙があります。
子どもたちに、選挙、政治、社会を教える大人たちが、自ら実践しなければ、説得する力が発揮できない。
子どもたちの『どうしてパパやママは投票に行かないの?』の質問に、堂々と答えるためにも、選挙に行こうではありませんか。
茎崎交番開所式でのOさんにも、この旨をお話しさせていただきました。
最後に
私が議長就任の挨拶で引用した『万機公論に決すべし』。
五箇条の御誓文に明記してあるものです。
今ひとつ、五箇条の御誓文を読み返していただければ幸いです。
文責 五頭泰誠
#子ども議会
#選挙にいかない大人たち
#五箇条の御誓文
#万機公論に決すべし
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