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初めてパン屋さんお菓子屋さんで働く際、まずやっておくこと

少し前に「この春フレッシュマンになるあなたへ」というタイトルで投稿しました。↓こちらです。


そしたら嬉しいことに、読者の方から
「お菓子屋さんで働き出す際に気を付けるべきことはなんですか?」
というご質問をいただきました!ウレシイ

ということで、今回は
「初めてパン屋さんお菓子屋さんで働く際、まずやっておくこと」
について考えてみたいと思います。

就職先に同期がいたりすると、とても心強い存在であると同時に、
「めちゃめちゃ仕事できそうー」
と凄く見えてしまうことがあります。
また、同期がいない場合も
「先輩方についていけるかなー」
と心配になりがちです。

そうなると、職場でついていけるのかどうか心配になってしまいます。

もちろん、すでに高いスキルをお持ちの方が同僚になるケースもありますが、それは稀でしょう。

むしろ、自分とは違うスタートラインに立っている人はあまりおらず、私の経験則では、皆大差ないと思って良いと思います。

職場の先輩や上司は、新入社員に過度の期待をしていません。
そういう言い方をすると冷たい感じになりますが、初めからバリバリに仕事してもらえるなんて思っておらず、入社してから自店のやり方に合わせて成長してくれれば大丈夫だと思っています。

では、新入社員が入ってきて
「おっ、この親入社員は一味ちがうぞ」
と思う人はどんな仕事の仕方をするのでしょうか?

良い新入社員だなーと思う基準は人によって違うと思います。
人によって「挨拶がよくできる」とか「掃除がきれい」とか考えることは違うので、これはあくまで私見として綴りたいと思います。

新入社員が入ってきて「おっ、いいねー」と思う瞬間は、
『自店のことをよく理解している』
と思ったときですね。

どういうことかと言うと、それは「商品名をある程度覚えていた時」です。

商品名というのは、概ねその製品がどのようなものであるか分かるネーミングを付けます。
例えば「あんぱん」であれば「あん」を使った「パン」ですし、以前流行った「塩パン」は「塩味がアクセントになっているパン」です。

そういった商品でも、例えば「うずら入りカレーパン」や「白玉あんぱん」といった商品名のものもあったりします。
それはまさしく「うずらのゆで卵」が入ったカレーパンであり、「白玉が入ったあんぱん」ですよね。

自店の商品が「カレーパン」と「うずら入りカレーパン」の二種類やっていた場合、この商品構成を知らないと、うずら入りカレーパンを作っているときに、カレーだけ包んでうずらを入れ忘れることがあります。
「えっ、マジで?」
と思うかもしれませんが、実際によくあるミスです。

これらは慣れていても発生するリスクがあることですが、発生比率はやはり新人が高いと思います。なぜなら「カレーパンは一種類しかないと思い込んでいる」場合が多いからです。世間一般的に、カレーパンと言われれば、オーソドックスなものを連想するので、慣れない新人に「カレーパン包んで」と指示をすれば当然何も入れないプレーンなカレーパンだと考えて包むでしょう。

「いやいや、それは指示している方が悪いでしょう」

確かにその通りです。それは指示の仕方が悪いのですが、多数スタッフが働いているお店の場合、スタッフにも得手不得手がありますし、そのスタッフが説明上手とは限りません。
しかしそこで新人が自店の商品構成をある程度把握している場合、カレーパンにも何種類かあると知っていると「カレーパンにはカレーの他に何か入りますか?」といった確認が取れます。
結局、お店も運命共同体なので、フォローのし合いが大切なんですよね。

そんなときに、そんな新人が入ってきたら「おっ、この親入社員は一味ちがうぞ」と私はそう思ってしまいます。

長くなってしまったので、取りあえず1つだけにしておきますね(^^;)
いろいろ心配もあると思いますが、まず自店を好きになることが大切なので、自店の商品を見て
「お菓子やパンの名前を確認しながら楽しく食べる」
ってのが良いかもしれませんね^^ゞ

ではでは。

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