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勝手に戦友だと思ってしまっている英雄たちのおかげ

改めて触れますが、私は先生を辞め、4月から別のフィールドに移ります。

で、お世話になった業界の方々には、そのことを昨年半ばくらいから少しずつお伝えしてきていました。

4月に向け、随分長期間にわたり準備してきたので、その間にいろんな方の挑戦や変化も知ることがありました。

稲沢市で洋菓子店を営んでいる巨匠の京都移転、一宮市で愛される製パン店オーナーシェフの名古屋市移転進出、そして昨日公表されていた清須市で実直にパンと向き合ってきた巨匠の移転。それぞれ経営をされているオーナーシェフたちの移転時期は、今年の4月から夏にかけてです。

また、業界以外でお付き合いのある方も、転職して新たなフィールドに立つのだと先日打ち明けてくれました。この方も4月からだそうです。

お話しを伺うとそれぞれにそれぞれの理由が当然あるわけですが、共通して言えることはみんな「前向きなチャレンジ」である点です。

いつぞや「挑戦することは素晴らしい 挑戦するだけで成功者になれるという話」というタイトルの記事にも書きましたが、成功だったか失敗だったかなんて所詮設定した目的によるし、結果の判断も主観です。

そして、挑戦という行動を起こせば、例え成功しようが失敗しようが、自身の見える世界が拡張し、そこからまた新しい世界が広がり、新しいことに興味が湧きだし新たな行動欲が出てくる。

人は誰でも挑戦するときに臆病になったり、不安を感じたりする。それがなまじ成功体験お重ねていたり、背負うシガラミが多くなるほど、心のブレーキは強くかかるようになる。

お店経営者であれば、ここまで積み重ねてきたお客様の信頼、商品やサービスに対する評価、常連さんたちの愛。業界外の方であれば、コツコツと積み上げてきたキャリアや、地道に発掘したパイプライン等、「0」ではないにしろ「10」でリスタートできるわけではなく、もしかすると「1」くらいしかないかもしれない。

自分一人であれば雨水をすすってでも生きていける覚悟はあるが、本当に家族を巻き込んで挑戦しても良いのか等、心のブレーキなんていくらでも存在するし湧き水のように溢れてくる。

それをも凌駕し、挑戦者として挑む覚悟を決めるのは相当なもの。

それぞれ思いも違うし、きっかけも全てそれぞれだ、これからもそれぞれの道を開拓し進んでいくのだけれど、ふと横を見たとき、同じ時期、同じ世代の仲間が、同じように前を向き挑戦していく姿は心強いし、応援したいと強く思う。

だから、勝手に同志だと思っているし、勝手に戦友として心の支えにしています。

結果が全ての世の中だけど、その結果を出すことができる戦友たちだと信じているので、これからも応援し続けるし、応援することで自分の心の励みにしたいと思っています。

あと残り1ヶ月と1週間、私はもう前しか見ないし前にしか進まない。

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