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偏差値55の生き方のススメ

こんにちは。先日とあるお祝いの席にて、人生の中で一番上品なお子様ランチを見かけたのでご報告しておきます。

美味しいものを食べたい!

たくさん給料も欲しい!

人生豊かな生活がしたい!

誰もが豊かな暮らしをしたいと思うのは当然だと思います。しかしながらそう世の中は甘くもなく理想通りの生活を得る難しさに直面されてる方も多いと思います。今回はその一つの生き方として「偏差値55」の生き方をお勧めしたいと思います。

私の学生時代の偏差値55。

幼少の頃、わたしは勉強をすることや塾に行くことが嫌いではなく、自分自身で中高大一貫校に進む道を決めました。関西ではそこそこメジャーな学校ではありましたが、残念ながら東大や京大に進学できるほどの学校ではありません。何人か京大に進学した同級生がいたと思いますが、そのまま大学へ進学できるため外部受験する人はほとんどいません。小学生当時の偏差値はまさに55程度だったと思います。しかしながら中学、高校へ進学すると当然周りの同級生には叶わず学内では50を超えることはほとんどなかったと記憶しています。結局は無難な学生生活だったなと感じています。ただ、偏差値55が集まる学生生活は割と過ごしやすかったと感じています。

社会人人生も偏差値55。

大学を4年で卒業し電通グループに入社し、その後は大手新聞社系列の広告代理店へ転職。電通や博報堂に入社できるエリートではなかったけれど、なんとなく志望した広告代理店へ就職も出来、社内でも悪くない評価だったと思います。中堅の広告業界の給与水準も他より悪くはなくおそらく偏差値55ぐらいだったと感じます。その後独立し今に至りますが、偏差値の5分だけ余裕のある考え方や生き方をすることで心豊かな生活ができている気がします。現在コロナ禍もありこれからの人生をどうするか悩みどころではありますが、「なんとかなる」と考えているところです。これは人によっては相当プレッシャーになっている人もいると思います。

人より少しだけ努力することを学んだ。

結果を出すためには努力は必要です。しかし努力しまくった記憶はありません。小学生時代は5,6年生のときに人より少しだけ勉強し、社会人になっても同期には負けたくない気持ちはもちろんありましたが、与えられた環境の中で少し努力したことで結果を出せた記憶があります。ほんの少し努力するだけで人生を形成してきたわけです。

偏差値70の世界を想像する

勉強も仕事もまずまずな私にとって偏差値70の世界は雲のまた上の世界。無理だと諦めるレベルです。つまり世の中が偏差値によるマウンティングがあるとすれば、すぐ負けを認めるレベルであると考えます。頂上が見えると登頂したくなりますが見えないと諦めます。ここに生きるヒントがあると感じます。どれだけ優秀な人でも160キロの投球もホームランを打てる力はありません。しかしわかっていても「同じ人間なのだから」と同じフィールドに立とうと無意識に考えてしまう人もいるだろうと思います。

偏差値55のプライド

決して諦めてるわけではなく、偏差値55は平均以上の成果を得るための努力はすべきという考え方です。少しプライドを持つことが心と生活のバランスを整えることができます。何もしていないと偏差値50を超えることはできません。ほんの少し努力することで、努力の仕方や考え方や生き方のヒントが見えたり工夫できる知恵がつくと考えます。

偏差値55は良い生活を少しだけ味わえるレベル

とにかくお金持ちになってタワーマンションに住んでその最上階から見下ろしながらワインを嗜みたいと思う人は偏差値70を目指して努力すればいいと思います。ただそのレベルになるためには相当な努力が必要ですし、プレッシャーは避けられないと感じます。果たして心が豊かになるかはわたしにはわかりません笑

偏差値55であれば例えば子どものために少しいい経験をさせてあげたい。要所要所でお金の心配や我慢することはあまりなくなります。つまり瞬間的な贅沢は可能になります。海外旅行に行きたいと思っても「毎年行きたい」とは思わず、「10年に一回行ければいい」となるわけです。ご馳走もずっとフランス料理のフルコースは食べられないけど、記念日にちょっとした贅沢はできます。旅行も美味しいご飯屋さんも行けなくはないという感覚が心に余裕が持つことに繋がるのだと感じますし、これが心豊かに生きるメカニズムなんだと思います。逆に偏差値が高くなりすぎると頂点を目指したくなるものです。もっと成功者になりたいという欲が出てきます。もちろんダメなわけではありませんが、そのプレッシャーやストレスは並大抵ではないでしょう。それがまた幸福かどうかは別問題だと考えます。

世間の統計で幸福度の高い世帯年収が600万と言われてますが、おそらく偏差値55の生活と近いのかもしれませんね。

お金も時間も余裕のある心に余裕のある暮らしを目指す

心に余裕を持つためにはお金も時間も余裕が必要です。偏差値55というのは、5=少しだけ頑張れば豊かになれるということを意味しています。不可能なことは無理だと受け止めて回り道して生きる知恵はきっとこれぐらいの偏差値がちょうど良く育んでいくことになるとわたしは思います。

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