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「えんとつ町のプペル」で行ったユーザーが仕掛ける新しいキャンペーンの形。

いよいよ「えんとつ町のプペル」25日公開まであと少しとなりました。
わたしは普段プロモーションやイベントなどは自身でも仕掛けを行う側の人間として経験し体感してます。西野亮廣さんの手法は一見斬新には見えますが、至極当たり前の感覚だと思っていて、だけど今までとは全く違う「プロモーションをエンタメ化」する発想は素晴らしいなと感心しています。同業も惚れ惚れするプロモーションであることは間違いありません。そこで今日は「エンタメ化したプロモーション企画」についてご紹介したいと思います。

西野亮廣さんのプロモーション手法とは

西野亮廣さんのエンタメの形は今までとは全く異なる手法がたくさんあります。様々なプロモーションにおいて西野亮廣さんという一人の個性を最大限に生かした広告手法を用いています。
ご本人の知名度を強みにした展開案は私たちには真似できません。
しかし心に伝えていくための思考やみんなが参画していくプロモーションの形は商品やサービスの販売にもうまく転用できるところもありそうです。但し実際ファンの可視化がしにくい企業にとっては難しい手法なのかもしれません。顧客とファンの違いは西野さんも仰っていましたよね。心を動かされた力はとても大きく人を巻き込むパワーに繋がります。それを自ら企画することで体感したのです。

わたしが「えんとつ町のプペルをみんなで歌おう」の企画を起案した理由

わたしが今回企画を行ったのは完全に思いつきです。西野亮廣さんのサロン記事を読んで、長年にわたってえんとつ町のプペルに賭けた想いに琴線が触れたことがきっかけで無意識に行動した結果だと考えています。長年プロモーションの仕事などを行っていくと「考えること」が先行してしまいます。心が動かされれば、カラダが無意識に動いたことがきっかけですぐに動き出しました。

しかしそれだけではユーザーからの仕掛けはできません。何よりも西野亮廣さんが二次利用の境界線を曖昧にしたことで今回のようなプロモーションも可能になったのです。通常はタイトルや音楽など著作権が絡むものを使用すること自体難しいのですが、どんどん宣伝していって欲しいという西野亮廣さんの想いがそのままユーザーがプロモーションを行うきっかけになったのです。

わたしは天才と呼ばれる西野亮廣さんの壮絶な努力が詰まった作品であると知ったことに心動かされ「一人でも多くの方に知ってもらいたい」そんな想いからファンを募り、みんなで歌っちゃえば少しでも拡がりがあるのではと考えました。

二次利用可能がもたらした顧客参加型プロモーション

今回わたしがユーザーとして主体的に行ったプロモーションは広告の世界に20年いますが、ファンの方々が主体的に立案し参加したキャンペーンは過去にほとんど見たことがありません。主催者側が行う多くのSNSキャンペーンは目に見える参加特典がついています。わたしたちの試みは目に見える特典は何もありません。ただメリットは参加することで得をした気分が味わえることを想像できるもののみが参加します。これは主催者側のやらせでも具体的にお願いされてやったものでもありません。それが見えないファンの力であり、ただ単純にえんとつ町のプペルを皆さんに知って欲しいという想いから、みんなが集い出来上がりました。無意識にわたしがした今回のキャンペーンは制作に対する手間と準備の時間を支援したことになります。
ファンが支援することはお金だけじゃありません。お金の支援は西野さんには一番有難いとは思いますが、わたしは今時間がありますので時間を支援しちゃえってことですね。

結果的に今回勝手に行ったプロモーションは100万くらいの仕事と同等に時間を支援したという感覚です。

全世界から参加した「えんとつ町のプペル」を歌って繋がろうプロモーション

思いついたタイミングがギリギリだったこともあり、募集から制作期間はほとんどなく、決して飛び抜けたクオリティではありませんが、参加する人数が増えれば増えるほど、皆さんの想いが繋がりクオリティが上昇していく企画だったと感じています。

みんなの参加したいという気持ちのこもった歌声を世界から集め、日本中に響くことはとても意味があったと感じます。演奏も歌も全世界から集い、プロの方も参画いただくことができました。

参加いただいた皆さん。有難うございます!

誰でも参加できるもの。としサロンに限定せずに行いました。しかしながら結果的にほとんどがサロンメンバーで皆さんのスピード感は参加意欲の高さを感じました。わたしはサロンとは中で楽しむだけでなく、そのパワーを通じて価値を高めていくことが可能な場所だと感じています。そしていろんな方々を笑顔にかえたいと願っています。

西野亮廣エンタメ研究所=オンラインサロンとは

得体の知れない閉鎖的なサロンの中で何が行われているのか、宗教的で理解し難いという声も聞こえてきます。

「このサロンでしかできない体験をすること」この価値を先行利益として得ることができます。つまり一つの情報行動メディアです。

様々な活動の支援先となる被災者や子どもたちはサロンメンバーではありません。いろんな方々にわたしたちの考えと行動が伝われば思いやる社会が作れるのではとも感じています。

サロンの外にある社会全体に評価されなければ意味がありません。「えんとつ町のプペル」はサロンメンバーの私物ではなく、社会全体に見ていただくためのものです。とにかく西野亮廣さんの想いを応援すること。これは映画えんとつ町のプペルを応援することです。

動画を視聴しても拡散しても何も貰えませんが、ぜひご協力いただき一人でも多くの方に「えんとつ町のプペル」を楽しんでもらい劇場に足を運んでいただければと思います。

映画も歌も映像もぜーんぶエンタメです!
わたしたちがエンタメとして楽しんだプロモーション動画をぜひご覧ください。


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