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そうだ。彼の地を思い出そう。~南インド チェンナイはどうなってるかな~

「夏」「読書」あたりの言葉が頭をよぎると、”新潮文庫の100冊”というキャンペーンを思い出す。2020年の100冊に入っているわけではないが、7月終わりに南インド チェンナイを舞台にした小説が新潮文庫入りしている。『百年泥』。第158回芥川賞(2017年下期)受賞作。当時の帯には「洪水の泥から百年の記憶が蘇る・・・」とある。

別に書評を記そうというわけではない。

ぼくも彼の地 南インド チェンナイ に2010年から2013年まで住んでいた。一年中暑いチェンナイ。一年を通じて30度~40度だったような記憶がある。四季がなく、雨季と乾季。当時共に彼の地で住んでいた仕事仲間は四季ではなく、”ホット”シーズン、”ホッター”シーズン、”ホッテスト”シーズンと呼んでいた。(暑さ魔の三段活用)。

よく彼の地の人はモンスーン(季節風)を仕事の遅れる理由にしていたが、そんなことも今では懐かしい。

日本に帰国して7年弱が過ぎたものの、懐かしくて、苦しくて、人間的で、自然で、圧倒的で、いい加減で、そして暑かったあの頃の記憶が蘇る。

今、チェンナイはどうなってるかな。コロナの影響は間違いなくやばいだろうな。みんなどうしてるかな・・・。

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