『母さん、あの赤いザクは何処へ行ったんでしょうね?』
ガルマ・ザビの一件で、前線より退く事となったシャア・アズナブル少佐。
ドズル准将の部隊より、キシリア配下の部隊、マッドアングラー隊に配属されると同時に、赤い水陸両用モビルスーツ・ズゴックを愛機とする。
しかも大佐に昇格だ。
その活躍ぶりは地球連邦軍の本拠地『ジャブロー』の攻略戦に於いて、圧倒的な力量を見せつける事になるのだが・・・
はて?
そう云えば以前までの愛機である、赤い塗装を施されたザクの姿が、とんと見当たらない。
連邦軍によるRX-79ガンダムの開発成功により、ザクの性能的な格差が露呈した事もあるのだろうが、何より連邦軍の量産機であるジムでさえ携行出来ている『ビーム兵器』が、標準装備されていないのが大きな理由だろう。
しかし、だからといってザクが駄目という訳ではない。
ジオンきってのニュータイプと目されるシャアが搭乗するには、やはり旧態依然とした機体ではなく、最新鋭機が必要なのだ。
でだ。
かつてのシャアの愛機『ザク』は何処へ行ったのだろう?
もしかしたら他の誰かが陽動の為に、乗り込んでジャブローの密林へ降り立ったかもしれない。
なーんて。
早朝の人参畑にザクを置きながら、ちょいと妄想する私なのであった。
加工前はこんな感じ。
まんま人参の中のシャアザクwww
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