人間とオランウータンは結婚できない
冒頭で記載したことに異論はないと思う。
ではこのタイトルで何が言いたいのか。
要は、知的レベルが違いすぎるといくら人間同士でも会話が噛み合わなくなってくるのがオチだということ。
東大を卒業したエリートと中卒の人間の会話はひたすら永遠に噛み合わないのは、容易に想像つくはずだ。
同じ地球に住んでいても、住んでいる世界が違いすぎるのだ。
しかし、人間は良くも悪くも「慣れる」生き物だ。
知的レベルの高い人間でも、知的レベルの底辺レベルの階層の中で仕事をすると数年後、見るも無惨な姿に落ちぶれると思う。
自分の年収は、身近に接する5人の年収の平均レベルであるとはよく言ったものだ。
人間にはホメオスタシスという機能がある。
日本語に訳すと、「恒常性維持機能」(こうじょうせいいじきのう)。
要は、現状維持をしたい生き物なのだ。
暑い環境でも寒い環境でも、汗をかいたり、脂肪を燃焼させたりしながらなんとか体温を維持できる人間の特徴を思えば容易に想像がつくと思う。
底辺レベルの環境に行けば、最初は不快だが次第に脳が慣れようとして、それがコンフォートゾーンとなる。
逆に高い環境、エリートの集団の中で揉まれれば、これも最初は不快だが次第に慣れてそれが当たり前になってくる。
経営コンサルタントとして世界的にも名を馳せた、大前研一氏は自分を変える方法は3つしかないと言う。
1.時間配分を変える
2.住む場所を変える
3.付き合う人を変える
自分を高めたければ、上記を意識して行動していくしかない。
動こう。
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