腫瘍マーカー

抗がん剤、XELOXの副作用

ぼくがいま注入している抗がん剤、XELOX(ゼロックス)の副作用について書いてみました。

末端の色素沈着としびれ

ちょっと写真が暗いのでわかりづらいかもしれませんが、第1クールの投薬期間中に、指先の爪の周りや関節を中心に皮膚が茶色く変色しました。足の指先や足の裏についても同様に。これは女性にとってはつらい副作用かもしれないですね。

ボクの場合、もともと地黒なので変色についてはどうでもよかったんですが、指先と足の裏のしびれには辟易しました。特に点滴直後は冷たいものに敏感に反応するようで、冷蔵庫の中のものに触れるだけでビリっと電気が走るようなしびれを感じます。最初の点滴から時間が経つごとにだんだん薄れてはくるものの、例えばパソコンのキーボードをタイピングしているときの指先や、歩いているときの足の裏に感じる違和感は休薬期間中の今でも少なからず残っています。

また、点滴直後から12時間ほどだけですが、冷たいものを飲み込んだときに感じるノドのしびれも第4クールくらいまで毎回ありました。うまく表現できませんが、飲みものと一緒にスチールウールを飲みこんでいるようなイガイガ感。これについては、幸い第5、第6クールではあまり感じなくなってきています。

手足の変色した部分はその後皮膚がむけてしまうくらい荒れるので、主治医からヒルドイドという薬を出してもらい、保湿などの手入れはこまめにするようにしていました。それでも一度ズルズルにむけてしまいましたが。あとちなみに、ボクの場合は性器の先っちょ(ここも確かに「末端」ですよね)でも同じことが起こりました。

倦怠感・疲労感

カラダのダルさ、グッタリ感は、投薬期間中は常に感じています。UFT+UZELのときに感じたそれよりも強く、自宅でもベッドで横になっている時間がかなり増えました。

がん患者を介護する立場のご家族のみなさんにお願いです。大腸がんは顔がげっそり痩せたりはしないので一見元気そうに見えてしまいます。なので抗がん剤の副作用でぐったりしていても、ただダラダラしているだけのように見えてしまうこともあるかもしれません。でも本人は相当ダメージを受けていますので、クスリのせいなんだなと理解してあげてください。

とまぁボクの場合はだいたいこんな感じです。副作用の出方には個人差があるようなので参考になるかどうかわかりませんが。

最後に最近までの腫瘍マーカーの数値を。(どうでもいいハナシですが、グラフは見やすさを考慮して折れ線ではなく棒グラフにしています)
XELOXに切り替えた瞬間は少し下がりましたが、現在はゆるやかに上昇傾向。いろいろあって現在は抗がん剤をストップしているので、次回の計測時にはもう少し上がってしまうかもしれません。

次回は、そのいろいろあった経緯を書いておこうとおもいます。
今日のところはこのあたりで。

気温が上がったり下がったりと不安定な日がつづくみたいなのでみなさんもご自愛ください。
ボクはおかげさまで今日も元気に過ごしています。


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