札幌のにぎやかな花壇たち

札幌の歩道には、びっくりするくらい花壇がたくさん設置されている、と思う。花壇が多いというのは、あくまで私の体感だけど、私の地元よりは確実に多いと思う。道が雪で覆われる期間が長い分、花の季節を大切にする気持ちも、強いのだろうか。

春はチューリップがあちこちで咲いていたし、最近は紫陽花が綺麗だ。ふたつの花のシーズンの間にも、名前を知らない花たちが、「わたしの番よ！」と言わんばかりに、かわるがわる花壇を占有していた。

道端の花壇には、本当にいろんな花が咲くので、「君は今までどこに隠れていたの？」と聞きたくなる。

こんなにいろんな種類の花が、ひとつの花壇から交替に生えてくるなんて、土の中はどうなっているのだろうか。地域の方々が季節に合わせて植え替えているのだろうか。

とにかく、不思議だ。

花と一緒に季節の移り変わりを感じるのは、楽しい。今日は、たった一輪だけれど、近所の花壇でひまわりの花を見た。

どうりで、最近夏バテ気味だったわけだ。ものすごく暑いというわけでもなく、あまり夏を体感していなかったけど、やっぱり夏は来ていたんだ。

あー、夏だ。泳ぎたい。