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何で入社したの?|と疑問しかない人

6月に入社した新しい職場には、同時期に入社した女性社員が1名いる。
CAD未経験だが、ヤル気はありそうだったから採用したと社長が言っていた。

新設された部署で必ずCADを使うところで、未経験ながらヤル気だけで採ってもらえただけ有難いと個人的には思うが、彼女は会社に対してかなり不満や不信感を持っている様子。

そんな彼女を見ていて、どうして入社しようと思ったのか疑問しかなく、不思議で仕方ない。




何で入社したの?|同期入社の女


6月X日から働いている新たな職場。
鉄鋼関係の製造業で、私が配属されたのは新設の切断工場。
工場も、切断加工機もそれに付随するCADも、現場事務所も何もかもが新品。

今まで切断加工機を使っていなかった会社なので、その加工機のこともCADのことも誰も何も分からない状態で、根本から新品ピカピカ(笑)
そんな部署に配属になったが、個人的には新しいことをやれるので楽しみしかない状態だ。

ここに同期入社した女性社員が1名いる。
この女、毎日 文句ばかり言っていて非常に面倒だなと思い始めてきた。


明るくよく喋る人だが、誰に対してもカナリぶりっ子するので「うざー!」と思うことはよくあるが、悪人という印象はないのと同時に特別 良い印象もない。
少し厄介かな、と思う程度(笑)
まぁそんなのは、どこの職場にでもいたのであまり気にしない。


この女、付き合いはまだまだ短いが、その短期間で色々話を聞いた結果、現時点で思っているのは「頭が固く、融通や応用が利かず、とてもワガママな気質」ということ。




何で入社したの?|取捨選択したくない?


何かを得るために、何かを犠牲にする必要が出てくるパターン。
世の中にはよくあることだと思う。
そういうのを経験している人も多いと思う。

今の彼女がまさにそのパターンになっていると、日々 彼女の文句を聞かされていて思うのだが…

彼女は「何かを得るために何かを犠牲にする必要があっても、何も犠牲にしたくない!!!」という超絶ワガママ タイプではないか?と感じている。

そして、全て犠牲にしたくないから周囲に文句やワガママを言ってゴネて、自分の都合の良いように交渉しようとして、失敗したり断られたりすると相手を責める傾向にあるように思う。


話を聞いていていて強烈に思うのは「基本全て人のせい、周りのせい、会社のせい」ということ。


私からしてみれば、今の会社に入社を決めたのは彼女自身なのに、会社が彼女の思い通りにならないから、不平不満を言いまくっている印象なのだ。


というのも、彼女は面接後 採用の方向で話が進んでいたが「考えさせてほしい」と一度 保留の姿勢を自らとっている。
その話は私も社長から聞いていたし、彼女自身もそう言っていた。

その後、入社するという意思を彼女が示し、本採用決定になったという経緯があるのだ。

なので、最終的に今の会社への入社を決定したのは、他の誰でもない彼女自身。
なのに、毎日 会社や社長や社長の奥さんの不満と悪口ばかり言っている。


話が逸れてしまったので戻して…

今の彼女の場合、前職から現職になったことで給料が減ることになるらしい。
前職は結構もらっていたようで、彼女の色々な欲求を満たすだけの給料がもらえていた様子。

しかし、現職では給料が下がる。
よって今の生活水準を保てない可能性があるそうだ。

給料に関しては、求人票に記載があった通りの金額。
入社後に、求人票記載の給料よりも下がっているわけではない。


ここで彼女と私の考え方や価値観の差があった。


私なら、給料に合わせた生活に変更する。というかしてきたが、彼女は「生活水準を落としたくない」と言っていた。
だから、今の会社は不満だと漏らすのだ。


????????

じゃ、何で入社を決めたの?


その不満を聞いたとき、強烈に思ったし疑問でしかなかったことだ。

生活水準を落としたくないなら、前職と同じくらいの給料をくれる会社を探し面接を受けてみればいいだろう。
そこで採用してもらえれば、生活水準は落とさなくていいのでは?

でも、前職よりも少ない給料の現職に就いたならば、その給料に見合った生活に変えないと生活できないのでは?
だったら生活水準を落とすしかないのでは?
というか、前職よりも少ない給料の会社を選んで面接を受けたのは自分だろう。なのに何で文句を言うんだろう?

そんな疑問が浮かびまくったが、あー言えばこう言うタイプの彼女なので、面倒なことになりそうな予感がし、黙っておいた。


そして現職は、交通費の支給はあるがキロ数支給ではなく、全員一律で〇〇円というものになっている。

これに対しても大層 不満がある様子。

会社が出してくれる交通費では、彼女の場合マイナスになるらしい。
というか、私もマイナスになるがね。

でもそれは、会社が決めていることなので仕方がない。
今は我慢して、年数が経ってきたときにそれとなく実費支給について交渉してみればいいのでは?と思うが、彼女の言い分では「交通費を全額支給しない会社は 会社としておかしいから不信感しかない」のだそうだ。


これも彼女の言う「生活水準を落としたくない」に該当するのかな?と思っているが、聞いたら面倒くさいことになるだろうから聞かない(笑)


給料が減っても生活水準は落としたくない。

仕事を得るために、生活水準を少し犠牲にしないといけないような気がしているが、彼女は犠牲にしたくない様子。
何かを得るために、何かを犠牲にすることができないタイプなのだろう。

そして、自分は何も犠牲にしたくないのに無理やり犠牲にせざるを得ない体制にしている会社が悪い、社長が悪い、奥さんが悪いと相手を責めている印象だ。




何で入社したの?|頭が固く、応用・融通が利かない


彼女は、自分の中で「こうだ」「こうあるべき」という決め事が多いような印象を受けている。

それは会社によってやり方が違いますよ というものでも、自分の中の決め事と違うことがあると責める
この会社はダメだと、ブラックだと批判の嵐を吹き荒らす


例えば、現職は福利厚生の中に「住宅手当」があるが、この住宅手当の給付対象は会社によって違うのが当たり前だと思う。

住宅手当は法律で定められているものではなく、会社が任意で定めるもので、尚且つ給付対象も会社が決めるもの。

なので、住宅ローンがある人が対象の会社もあれば、家賃補助を設けている会社もあれば、引っ越し手当を出す会社もあるだろう。
家を持っていても、住宅ローンがなければ給付対象ではなかったり、社員寮や社宅に入る人だけを給付対象にしている会社だってあるかもしれない。


会社によって給付対象は変わるのに、彼女の場合は「住宅手当と書いてあるなら、どんな場合でも支給されないとおかしい!住宅ローンがある人だけがもらえるとか、そんなの住宅手当じゃない!」と鼻息荒く訴えるのだ。

会社によってやり方は違うよ、と色々説明しても「そんなことはない!絶対おかしい!」と言って聞かない。

このときばかりは、相手をするのがあまりにも面倒くさくなって「規約見せてもらえば?」とだけ言って会話を終わらせた(笑)
勝手に吠えてろ。


私の場合は、私が家主ではあるが祖父母が住んでいた家をそのまま譲り受けていてローンがないし、実家住まいのようなものなので、はなから住宅手当なんぞないと思っているから気にも留めていないところだった。
(それもそれでどうかと思うが(汗))


他にも、それこそ前述した交通費に関してもそうだった。
「交通費支給を書いてあるなら、全額支給しないのは会社としておかしい!」と何度も何度も言うのだ。


いや。。。会社によって違うのが当たり前だけど。。。


と思ったが、また面倒くさいことになるから言わずに飲み込んだ言葉だ。


彼女の中で「これはこうあるべき!」という決め事がたくさんあって、それに添わない場合は「相手が悪い」「相手がおかしい」「不信感!!!」となるらしい。

「会社によって違うのか」とか「そういうパターンがあるのか」とか「そうなのか」とかいい意味での肯定というか、前向きな肯定ができない人らしい。

逆に言えば悪い肯定はできるのだから、これまた厄介なのだ。
「あぁそっちのブラック企業パターンね!」といった具合に、悪い肯定は積極的にできる様子なので、とても厄介で面倒なタイプだなと思っている。


法定福利厚生を実施していない会社はブラック企業になるだろうが、法定外の福利厚生は会社が任意で決めるものなので、実施していなくても別にブラック企業ということにはならないと思う。
しかし、彼女の場合は「自分の思っている福利厚生を実施していない会社は全部ブラック企業」という認定になるそうだ。


会社が気の毒でならない。。。


ブチブチ文句を言うなら、法定外の福利厚生が充実しまくっている会社を探して行けばいい。


そして彼女は、自分の考えや今まで見てきたものに固執している印象が強い。

更に、言葉の表面だけを聞き、捉えて、「あの人は言うことが変わる」や「言っていることが違う」と批判しているのもよく聞く。

しかし、よくよく彼女の言い分を聞いてみると「説明の言葉は違うけど、言っている内容は同じ」というパターンが多いと気付いた。
ただ、言葉が違うから「言っていることが違う」と批判している様子。

それを聞くたびに、「あなたは複数人に同じ質問をされたとき、一言一句違えることなく全く同じ言葉で回答するんですか?」と聞きたくなる。


早い話、彼女は相手の言葉のみを聞き拾い、言葉の意味や相手が何を言おうとしているのか、何を伝えているのかを聞き取る能力や汲み取る能力が低いのだと感じる。
もしかしたら、そういう概念そのものがないのかもしれない。

相手の言葉のみを聞いて、返答の言葉が違えば相手を批判する。
不信に思ったり、疑問に思ったり、よく分からなかった場合は質問すればいいと思うがそれもしない。
そして勝手に不信感を募らせているらしい。


余計なお世話だが、とても生きづらそうですね。。。と思わずにいられない。




何で入社したの?|入社前から不信感


彼女が放った一言。


「私、この会社に入る前から不信感しかないんですぅ!」


と文句一発。
これを聞いたとき、当然ながら…


じゃ、何で入社したの???????????


と思わずに入れらなかった。
(特になにもコメントはしていないが(笑))


前述したが、入社前に彼女から一度 保留期間を言い、そして最終的に入社すると返答をしたのは彼女なわけだ。

にも関わらず、入社した後に不信感がどうのこうの、信用できないだの言うって何かおかしくない?と思ってしまう。
更には「オマエ何様のつもりだよ?」とも思っている。
どんだけワガママなんだと。
自分のことを女王様か何かと勘違いしてんのか?とまで思うときもある。


しまいには、言葉の表面だけをさらって「ここの会社は人によって言うことが違う」だの「嘘ばっかりなんだ」と毎日飽きもせずに会社批判をしまくっている。

そんな文句ばかりを毎日 聞かされていて、一度あまりにもイライラして「言葉の表面だけをさらうのは簡単だし、言葉だけを聞くならそりゃ毎回 回答は違うと思うよ。毎回 同じ回答をする人なんていないでしょう?言葉は変わっても言っている内容が同じなら嘘ではないでしょう。同じ意味なんだから。」と言ったことがある。

そのときの彼女の反応は想像通り。
だんまりを決め込み、すぐに話を逸らしてきた。


阿保か?


と思った瞬間だ(笑)


現状、彼女の中には会社に対する不平不満しかない印象で、本当に何で入社しようと思ったのか、決めたのか…
入社前から不信感しかないのに、何で辞退しなかったのか不思議で仕方ない。
まして生活水準を落としたくない彼女が、生活水準が落ちるかもしれない給料の会社に何で入社したのかでしかない。




何で入社したの?|悪いところを探せばキリがない


会社だけではなく人に対してもそうだと思うが、対象の悪いところを探そうと思えば、良いところを探すよりも簡単に探し出せると思う。
それこそ、いくらでも。


人はそれぞれ育った環境や経験の違いなどで、考え方も捉え方も価値観も違ってくるだろう。

なので、自分と違うところを探して、そこに文句をつければ対象の悪いところの完成だ。
責めどころが見つかるというもの。

そうやって不平不満を探して責めるのはとても簡単なことだと思う。

でも、それをやり続けると嫌なところばかりが目について、イラ立ちや愚痴ばかりになり精神的にキツくなってくるし、対象が会社であれば離職に繋がる可能性が高いだろう。

会社(対象)のことがどんどん嫌いになっていくだろうし、会社(対象)から指示が出たりするとまず否定、批判という思考になりかねない。


逆に、良いところを探すというのは意外と難しかったりするが、余計なことを考えずとりあえずやっていたら案外やっていけるのでは?と思うことがあったりする。


誰の目から見ても明らかなほど、会社の体制がメチャクチャだったり、残業代が出なかったり、と最初からブラック臭の漂う会社であれば良いところを無理やり探してそこに居続ける理由はないかもしれない。
さっさと見切りをつけて次に行く方が良い場合もある。


入社した会社に長くいれるかいれないかは、自分自身の捉え方、考え方で左右される場合もあるんだな、と彼女を見ていて勉強になった。


違法性がなく良くも悪くもない ごくごく普通の会社であれば、ごちゃごちゃ考えず、自分の価値観の中だけで生きようとせず、人の話に耳を傾けたり、柔軟に物事を捉えれば、案外やっていけるような気がしている。
(正直、会社の体制が良くても一緒に働く人間で変わる部分もあるにはあるが。)

その点、会社の悪いところばかりを探して文句ばかりを言い、勝手に不信感を募らせている彼女は、しんどいだろうなぁと思っている。




何で入社したの?|さいごに


話を聞けば聞くほど「何で入社したんだろう?」という疑問しか浮かばない同期入社の彼女。


私は毎日、会社の文句や社長の文句を聞かされて正直 辟易している。


彼女の文句が「オマエ何様のつもり?」と突っ込みたくなるような、ただのワガママなので余計に疲れるし、とてもイライラすることがある。

本当に「そんなに不満なら辞めれば?」という言葉が喉元まで出かかったことが何度も何度もある。

なので「これはヤバいぞ」と思ったときは、タバコ休憩に逃げる。
それができる今の環境はとても有難い(笑)
いや、笑いごとじゃなく本当に。


言う方はいいかもしれないが、聞く側のことも少しは考えてほしいと思うことがあるが、この手のタイプにそれを求めても無駄だろう。

彼女には、あまり響かないようにするのが無難な対応かもしれないな、と思っている。


あーあ!面倒くさい!!!(笑)



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