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【レストランレビュー】Katla

以前から気になっていたKatla。韓国、タイ、メキシコ等を訪れたヘッドシェフ・Atli Mar Yngvasson氏による、ノルウェー食材と南米やアジアの味を融合させた料理が得意なレストラン。
夜は子連れではハードル高めかなと判断し、ブランチ営業をしている土曜日に訪問しました。

Katla
住所: Universitetsgata 12 0164 Oslo
営業時間:火〜金 17:00-22:00、土 13:00-22:00
HP:https://www.katlaoslo.no/

Katlaへの行き方

こちらのレストランは、オスロの大通り、Karl Johans gateから程近く、観光にもショッピングにも非常に便利な場所にあります。
電車やTバネの最寄りはNationaltheatret駅です。

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お洒落だけれど、意外とカジュアルでワイワイな店内

こちらのレストラン、夜は予約をするとおまかせメニュー一択なので、割と敷居高めなレストランかと思いきや、店内は意外にもカジュアルな造りでした。天井が高く、おしゃれなインテリアで雰囲気のよい店内です。
子連れだった為、ストローラーを店内に持ち込み可能か事前に確認し、当日は広めのテーブルにストローラーを横付けしました。

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一部はオープンキッチンになっており、厨房の様子が眺められます。

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タイ料理感強めなフュージョン料理

ブランチメニューは、デザート含む11種類。一品一品は小ぶりとのことで、1人2〜3品頼むことを推奨されました。

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今回は夫と2人で、以下を注文しました。
・FRIED NORWEIGIAN SQUID - NAHM JIM (190kr)
・TURBOT - CABBAGE - CURRY (350kr)
・STEAMBUNS (150kr) ×2
・DESSERT (150kr)

まずはノンアルコールビールで乾杯。こちらのSAGENEは、オスロ中心部でかつて織物工場があった場所に2013年に設立されたクラフトビールブランドです。brewery roomもあり、醸造所で購入することが可能です。

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前菜はノルウェー産イカのフライ(FRIED NORWEIGIAN SQUID - NAHM JIM)。イカは薄いさくっとした衣が軽い口当たりで、ぷりっぷりの食感。
コリアンダー、ライム、レモングラス、ミント、唐辛子、アイスプラントと和えられており、ソースもピリ辛で、ビールに非常に合う一品です。

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メインはオヒョウ(TURBOT - CABBAGE - CURRY)。日本ではあまり馴染みのないオヒョウですが、ノルウェーではよく見る魚で、身がよく締まった白身魚です。今回のレストラン、このお料理が一番美味しかったです。
写真はありませんが、ココナッツ感溢れるグリーンカレーソースが別添えになっており、そのソースを絡めて頂きます。
本来は淡白な味のオヒョウですが、味噌マヨネーズでグリルされており、脂がのっていて、スパイスの効いたソースと非常にいい組み合わせでした。
また、付け合わせのライムリーフソルト(右奥の小皿)が美味しいことといったら!キャベツもさっぱりとグリルされています。

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フライドポークネックバンズ(STEAMBUNS)は1人1つ注文しました。
大き過ぎず小さ過ぎず、程よいポーションです。下味でスパイスがたっぷりついたポークネックはカリッと揚げられていて、キムチサラダ、チリマヨネーズソースが入っています。
美味しかったですが、やや味が濃く、お酒と一緒に合わせることが前提とされているような味でした。

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最後は本日のデザートとコーヒーです。
甘すぎないバニラアイスに、大粒ブルーベリー、アイスの下にはチョコクランチとダークチョコレートが隠れています。ノルウェーのデザートにしては驚くほど甘くなく、上品なお味でした。

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ストローラーを店内に持ち込めた為、子連れには嬉しいお店でした。夜の雰囲気はわかりませんが、ランチ時は音楽もかかっており、子供の声もさほど気になりません。夏は外にも席があるので、こちらを利用してもよいかもしれません。

お料理も一品一品が凝っていて、期待以上でした。シーズン毎にメニューが変わるので、ぜひ違う季節にも訪れてみたいと思います。
Katlaのように、アジアや南米のテイストを取り入れた料理を提供するお店が増えているので、今後更にオスロのレストランのレベルが上がることを期待したいです。

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