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【レストランレビュー】Eataly

ノルウェー及びヨーロッパのピザ選手権で受賞経験のあるElio氏がマネージャーを務めるイタリアンに行ってきました。なんと彼、2018年にはワールド選手権で3位に入賞したそう。
Aker Brygge地区にある、カジュアルなレストランです。超おすすめ!という程でもないですが、ピザは期待通り美味しく、無難に使えるレストランです。子連れでも問題なさそうな点、席数が多いので予約なしでも入れそうな点が高ポイントでした。

Eataly
住所: Bryggetorget 18, 0250 Oslo
営業時間:月〜水 11:30-21:30、木〜金 11:30-22:00、土 13:00-22:00、日 13:00-20:00
HP:eataly.no

Eatalyへの行き方

Eatalyはノーベル平和センターや現代美術館・Astrup Fearnley Museumなどの観光名所も多い、Aker Brygge地区にあります。
オスロ中央駅から、目ぬき通りであるカール・ヨハン通りを歩いても25分程度の距離です。

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ワイワイカジュアルで、夏はテラス席が楽しそうな雰囲気

遅めのランチに伺ったのですが、豊富な席数の割にガラガラ。いつも夜は相応に人がいますが、ランチは空いているようです。

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店内だけでなく、テラス席も多数ありました。バースペースもあったので、夏の夜はアーケルブリッケの近代的な建物や海を眺められ、素敵な雰囲気になることでしょう。

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ピザは美味しいが、全体的には可もなく不可もなく

レストランのメインはピザで種類も1番多く、その他に、おつまみ、前菜、サラダ、パスタが各数種類ずつというメニュー構成です。

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この日に注文したのはシーフード系パスタとピザ、チーズケーキ。量もたっぷりなので、3品を2人でシェアして十分な量でした。

まずはお店のベストセラーである魚介パスタのLinguine allo scoglio(219kr)。
ムール貝や、ノルウェーでは貴重なあさりが沢山使われています。小さいですが、ラングスティン(あかざえび)もちょこんと鎮座していました。魚介の出汁がたっぷり絡んだパスタに、ブラックオリーブがいいアクセントになっています。


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ピザは、他のレストランではあまり見ない組み合わせのCarpaccio e tartufo(298kr)を注文。
シイタケソースがベースの生地に、バッファローモッツァレラ、シイタケ、ルッコラ、ビーフカルパッチョ、ペコリーノチーズ、オイル漬けトリュフが載っています。
どれもこれも、旨味成分が強く、よくもまぁこんなに色々詰め込んで、ひっちゃかめっちゃかな味にならないなと。
それぞれの食材の主張がうまい具合にバランスが取れていて、複雑ながら「美味しい」と感じられるピザでした。薄めのピザ生地との相性もよかったです。

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最後はデザートにTorta al formaggio(98kr)。レアチーズケーキは可もなく不可もなくといったところ。ルバーブのジャムが酸っぱ美味しく、チーズケーキにこんな合わせ方があるのか、という新しい発見。

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全体的に期待を裏切らないお味でしたが、そこまで感動する点はなく、無難なレストランという位置付けです。

特に、3品で615kr(約8,000円)という価格。お酒や食後のコーヒー飲んだわけではないのにこのお値段です。ノルウェーではいたって平均的な価格なのですが、改めて外食費の高さを感じます。
仮に東京ならば同じようなクオリティでも2人で3〜4000円程度でしょうか。

とはいえ、美味しいものを食べることが生きる楽しみなので、今後もオスロのレストランを開拓していく所存です。



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