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ノルウェーでの子育て日記

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2021年にオスロのUllevål病院にて出産。妊娠中のノルウェーでの情報収集に苦労したので、もしどなたかの役に立てば!最近は保育園事情を中心に記録しています。
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#育児

1ヶ月間の夏休みの記録(と、保育園の重要性について)

1歳半の子供が通う保育園の夏休み(つまり5週間の自宅保育)を終え、心身ともに疲弊していたここ1〜2週間。1ヶ月間の夏休みについての記録です。 (noteがしばらくご無沙汰だったのも、夏休みに起因しています。) 1ヶ月の夏休み ノルウェーでは、どの保育園でも3週間(我が子の通う保育園はプライベート故に1ヶ月)の夏休みがあります。 当然のごとく、親も年間3週間の休暇があるので、「両親とも仕事が休みなら保育園いらないっしょ!」というわけです。はい、その通りです。 ただ、理屈

海外出産・育児 日本で購入したものリスト(妊娠中〜生後半年)

ノルウェーで出産するにあたり、一時帰国中に日本で購入したり、送ってもらったものを紹介します。 これから出産される方の参考になれば幸いです。 ノルウェーでも一通りの育児用品は揃います。そこまでこだわりがなければ、すべてノルウェーで揃えても、そこまで問題はないような。 けれども、かゆーいところに手が届くような便利グッツは、日本の方が遥かに修羅も豊富で、品質も優れていました。 日本で購入したもの・授乳ケープ  ノルウェーは公園やカフェなど公共の場所でも、臆せず隠さず授乳する文化

ノルウェーと日本のジェンダー観の違いが及ぼす、子育ての違い

本日、興味深いウェビナーがあったので参加しました。 ノルウェーがどのように現在のジェンダー状況を実現したか学び、日本の現状と比較することで、日本を変える政策提言を行うことが目的のウェビナーです。 ノルウェーで子育てをして、「なぜ日本はこんなに不自由なの?」と思うのですが、その理由が少しわかりました。 今回はウェビナーの内容を一部抜粋し、考えたことをまとめます。 ジェンダー観が及ぼす、日本の子育てノルウェーと比較して、日本で子育てがしにくい理由って沢山あると思うのですが、やは