【もう悩まなくなる】部下から愛され、慕われる上司になるための心得50選
「管理職って意外と辛いんだな・・・」
これを読んでいる人はこんな風に思っているのではないでしょうか?
ちょっと前までは、
こんな風に自信に満ち溢れた状態で出世し、管理職になったのではないでしょうか?
ところがどっこい、部下を抱えるということはそんなに甘くなくて、今まさに大変さを痛感しているところではないかと思います。
こんな悩みで日々胃を痛めてるのではないでしょうか。
今回はそんな方に向けて、
「部下から愛され、慕われる上司になるための心得50選」
を送ります。
✔僕の経歴
昔から何かと「部下や後輩を抱える役職」に就くことが多く、そんな経験からの具体例を交えてお伝えするので、ある程度信頼性はあるのではないかと思います。
✔今回のnoteを読んだ方の未来像
本書の心得50選を素直に実行すれば、こんな未来を手に入れることができます。
また、この手の内容でよくあるのが、
「あぁいいこと書いてあるな。あれ? で、具体的に何をやればいいんだっけ?」
こんな具合。
要するに、再現性がないということです。
そうならないために、今回のnoteでは僕の体験談、実際に行ってきたことを交えてお伝えします。
それでは前置きが長くなりましたが、早速本題に入っていきましょう。
①隅から隅まで部下を知れ
「あなたは部下のことをどれだけ知っていますか?」
まだまだありますが、こんなようなことを、部下全員分、把握していますか?
僕の場合は、会話の中から聞いた相手の情報は、冗談抜きですべて携帯にメモしていました。(#ちょっとキモイ?)
「相手に興味をもつ」
「相手の関心ごとに関心をもつ」
これは人間関係構築の入り口。ベースです。
②話を聞くときは手を止めろ、目を見ろ
部下の話、ちゃんと聞いていますか?
まさかPCに目を向けながら、手をカタカタ動かしながら聞いたりなんてしてないですよね?
無意識だとついやりがちなので注意です。
これ仮にですが、上司相手にそんな態度で話を聞いたら、めちゃくちゃ怒られますよね?
でも部下は怒ってくれません。
その代わり、信頼がなくなります。
そして厄介なことに信頼がなくなっていることはその場では気が付き辛い。
こんな風にあとからボディーブローのように効いてくる。
でも考えれば当たり前で、自分は話聞かないくせに、自分の話はちゃんと聞けよなんて、虫が良すぎますよね。
ちなみに、前職で上司にこんな風に言われたことがあります。
「上司は忙しいんだから状況見て話しかけろよ」
ただ僕から言わせれば、「部下の話を聞くのが上司が最も優先すべき仕事」です。
なにがそんなに忙しいのか知りませんが、部下の信頼をなくしている状態で、どんな仕事をしても意味ないですからね。
③チームの理念を共有しろ
あなたのチームには理念はありますか?
リーダーとして、メンバーに理念を共有していますか?
理念とは言い換えれば、相手に行動を起こさせるための動機です。
✔僕がセブンで副店長をしているときの失敗
これの何が悪いかわかりますか?
もちろんアルバイトの子が悪いわけではありません。
当時の僕には店としての理念がなかった。
正確に言うと自分の中ではあったが、メンバーに一切共有をしていなかった。
当時の理念は「地域で一番愛されるお店にする」ことでした。
もしその理念がちゃんと共有されていればこんな言い方ができたはずです。
これはセブンのアルバイトの話だけに限った話ではありません。
サラリーマンも一緒です。
彼らの共通点は「時給で働いている」という点です。
ダラダラ働く3時間と猛スピードで働く3時間。もらえる給料は一緒です。
そんな彼らにこちらの思惑通りに動いてもらうには、動機が必要なわけです。
そのためにもチームの理念をもち、しつこいくらいに共有することが大事です。
※会社の朝礼とか、本来はこの目的のためにやっているはずなんですが、この辺を理解していない人がやっているとただの無駄な5分になります。
④無駄な威厳を出そうとするな
「上司なら威厳があった方がいい」
「仕事のできる上司はみんな威厳がある」
こんな風に思っていませんか?
かくいう僕も昔はこんな風に思っていて、威厳を出すために、無駄に偉そうにしたり、横柄な言い方をしてみたりと、かなり迷走していました。
たしかにできる上司には"威厳"があるケースが結構多いです。
ただしそれは「威厳を出そうと思って出すものではなく、自然と表に現れるもの」ということを理解した方がいいでしょう。
威厳とは、上司としての自分に対する自信が、内面からにじみ出ている状態のことをいいます。
✔威厳が出るようになるまでの流れ
このように、威厳というのは自分から出そうとするものではなく、「内なる自信が表面化したもの」です。
つまり威厳は自然に出るようになるというわけです。
無駄な威厳を追いかける前に、チームとして結果を出すことを最優先に考えましょう。
⑤嫌われてナンボ
「部下に嫌われたくない」
こんな風に思っている人は、考えを改めた方がいいでしょう。
いや、そりゃもちろん嫌われるよりは好かれたいですよ?
ただ多くの人は、嫌われたくないと思うばかり、部下に忖度するケースが多いです。
こんな風に思ったことがある人は赤信号。
かくいう僕も、セブンで副店長をしているときはまさにこれでした。
いつも従業員の顔色ばかりを伺い、「なんとか嫌われないようにしよう」ばかり考えていました。
結果は言うまでもありませんが、お店は崩壊し、売上は下がり、結果的にお店は閉店しました。(#当時のあだ名は店舗クラッシャー)
リーダーがすべきなのは、チームで結果を出すことで、それ以上でも以下でもありません。
常に、
「これはチームにとってプラスか?」
「どうやったらチームにとって追い風になるか?」
ここだけをコンパスにしてチームを先導することを心がけましょう。
その場、その瞬間は嫌われたとしても、あとから「なんだかんだ、あの人で良かったよね~」と言われる上司。
これが良い上司だと思いますし、それくらいがちょうどいいんですよ。
⑥責任はすべて取れ
「リーダーは、チームや部下の失敗に責任を負うべき」
こんな言葉は耳タコでしょうし、頭ではわかっているでしょう。
ただ実際、皆さんできていますか?
これは誰から誰が見ても、自分のせいですよね。
もしここで「実際に失敗したのは部下だし・・」なんていって責任を押し付けてるような人がいたら、今すぐ管理職を引退してくださいね(笑)
こういったシチュエーションはよくあります。
こんな時、多くの人は「いや、俺が指示したわけじゃないし・・」といって部下を切り捨てます。
しかし、これももちろん責任は上司にあります。
「普段から相談しやすい関係性を作っていなかったこと」もそうですし、「部下が失敗する前に止めてあげられなかったこと」もそうです。
「言ったの俺じゃねーし! こいつが勝手にやったんだし!」が通じるのは小学生の喧嘩までです。
上司はすべて自責思考をもつこと。
自分の部下がやらかしたことはすべて上司の責任です。
⑦仕事はどんどん任せろ
部下にはどんどん仕事を振るようにしましょう。
そうはいっても・・・
「仕事をお願いしたら嫌な顔をされた」
「部下に任せると遅いしクオリティが低い」
こんな風に思っている人もいるのではないでしょうか?
ただ、断言します。
部下に仕事を任せられない組織は必ず崩壊します。
この流れで個人、そしてチームが腐っていきます。
僕もセブンで副店長をしているとき、従業員の仕事をガンガン奪っていました。
「だって遅いし、自分がやった方がパフォーマンス高いし・・・」
こんな風に思っていました。
結果的に従業員はボケッとレジで立っているだけ。
そんな職場にやりがいもクソもないですよね。
当時の従業員はきっと「時間が経つの遅いなー、つまらないなー」とか思っていたと思います。
職場は違えど、あなたの部下もこんな風に思っているかもしれません。
いくら相手のパフォーマンスが低くても仕事は必ず振ること。
それに付き合って、指導するのが上司の仕事です。
⑧部下から仕事を取り上げるな
「お願いした仕事がなかなか仕上がってこない」
「仕上がってきたけどクオリティが低い・・」
こんな時、あなたはどうしますか?
ここで絶対にやってはいけないことは、部下から仕事を取り上げることです。
「あとは俺がやっておくよ!」
「○○さんに代わりにやってもらうから!」
こんな具合です。
これをすると、相手が"自分の存在意義"を感じられなくなります。
「別に自分がいなくても回るんだ」
「じゃあ初めから他の人にお願いすればいいじゃん」
「どうせ自分は能力低いですよ」
こんな風にネガティブになり、モチベーションを失います。
好きの反対が無関心であるように、仕事でモチベーションを失う瞬間というのは「必要とされてないと感じたとき」です。
これを感じさせちゃダメ。
そうならないためにはトコトン付き合う。
やり方を教え、手伝い、結果を出す。
そして最後に「○○さんのおかげでうまくいったよ」と声をかけ、喜びを共有する。
ここまでがワンパッケージであり、上司の仕事です。
仮に相手から仕事を取り上げてその場は成果をあげたとしても、その部下のモチベーションと引き換えではむしろマイナスだと覚えておきましょう。
⑨褒めるときはとことん褒めろ
あなたは部下がちょっとした成果を出した時、ちゃんと褒めてますか?
まさか目も見ずに「よく頑張ったねー」とかで軽く流してないですよね?
言うまでもありませんが、モチベーションの一番のガソリンは「人から褒められること」です。
それがあるから頑張れる。もっと褒められたいからもっと頑張る。
この循環に入れることが大事です。
ただ褒めるのってちょっとだけ照れくさかったりしますよね。
だからちょっと控えめになっちゃう気持ちもわかりますが、かなりもったいないので、褒めるときは恥じらいを捨てて思いっきり褒めましょう。
(※以前成果を出したパートさんに握手しながら褒めちぎったらちょっと気持ち悪がられながらも、喜んでもらえましたw)
褒めるときは過剰でOK。覚えておきましょう。
⑩良いところは周りに言いふらせ
褒める関連で言うと、「陰で褒める」こと。
これかなり有効です。
あなたも経験があるかもですが、面と向かって褒められると、なんだか嘘くさいと感じてしまうことがあったりするのではないでしょうか?
場合によっては、「なにが裏があるんじゃないか」と変に勘ぐってしまうこともあるでしょう。
そんな時は第三者からの意見の方が心に響きやすかったりします。
「このまえ○○さん(上司)がお前のことすごい褒めてたよ」
こんな風に、第三者から言われたらどうでしょうか?
「自分のことそんな風に思ってくれてるんだ」と直接言われるよりも嬉しいのではないでしょうか?
これをするにはシンプルに「普段から人の良いところを言いふらす」ことを習慣づけるのが一番いいでしょう。
もちろん、「○○のこと褒めてたよってさりげなく伝えておいて」なんてやり方ではダメです。
噂の中でも人の評価に関するものというのは特に出回るのが早いですから、普段から人の良いところを言いふらし、結果的に陰で褒めるに繋げるのが有効でしょう。
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