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広いエントランスホールを「奈良公園 DEER PARK」の世界にしてみた

みなさん、こんにちは。

ご自身の作品展とか開催したことある人なら経験したことがあると思いますが、展示作品の設置作業(搬入作業)って大変ですよね。

もちろんそれをお仕事とされているプロの設置会社にお願いすればいいと思いますが、そんな余裕ない場合は自分たちでやります。

今回は自然写真家・佐藤和斗氏の作品展があるので、今回その設置作業に助っ人に来てほしいと奈良に呼ばれた。

日ごろからとてもお世話になっている写真家さんの作品展なので、もちろん「いつでも手伝いにいくぜ!」と元気に奈良に向かいます。

さて、今回の作品展示場所(入口付近のエントランスホール)へ到着し、「めっちゃ広くていいとこですやん!」とか言ってみたが、こんな広いところに展示していくってどうやるん!?

しかも使えるのはイーゼルスタンドのみ。

作品展をやるという事は知っていたが、ここではじめてその大変さを知ることになる。

大きさの異なる作品プリントをつくるのにもかなり時間がかかるのは知っているが、今回はそれも全て佐藤氏本人が行ったものだそう。

そして広いエントランスホールを余すことなく使った作品配置。何度もここへ足を運び、考え抜いてつくりあげたイメージ。

完璧だった。。

その佐藤氏からの指示を受け必死に設営を進めていく。

今回の展示のお話をいただいたという啓林堂書店店長、佐藤氏をいつもサポートしてくれているスタッフのNさん、そして僕をいれた計4人で進める。

イーゼルの高さ調整や、他と合わせる細かな作業は本当に大変。

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これをまっすぐに揃えるの超むずい!仕上げの調整は、啓林堂店長さんとNさんにお任せ。

大きさの違う71点の作品を丁寧に展示していきます。本当に大変。

そして今回は、天井からワイヤーで吊るした作品も見どころです。

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この時点でもう僕は疲れてたが、そんなこと言える空気もなくみんな本当に細かな微調整まで神経を使い作業を続ける。

かなり時間はかかりましたが、すばらしい空間が完成しました。

これはこの場で、その空間に入って見てほしいです。まさに佐藤和斗の「奈良公園 DEER PARK」ワールドを体感することができると思います。

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お待たせしました。

その佐藤和斗作品展が行われる場所ですが、それは「奈良県立図書情報館」です。施設入口を入ると直ぐに目に飛び込んできます。

先日発売の佐藤氏の新作写真集「DEER PARK 世界でここにしかない奇跡の場所」の中から選ばれた作品たちです。

このような場所で作品展を行い、また多くの方に見てもらえるという事を本当にうれしく思います。

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もう昨日から既にスタートしております。ご興味のある方、お近くの方などはぜひ一度足を運んでもらえると幸いです。

また、11月30日(土)には講演会 & サイン会 も開催。(観覧無料・要予約)

※申し込み方法などは以下のリンクから

【 作品展情報・観覧無料 】
期間:2019.11.19(火) 〜 12.8 (日)
会場:2階 メインエントランスホール
休館日:月曜日
主催:奈良県立図書情報館
協力:啓林堂書店・青菁社

よろしくお願いいたします。


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