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感謝の手紙 ~息子へ~

どうも、ゴリラ姉です。
みんな元気にしているかしら?

元気でも、元気じゃなくても大丈夫よ。
生きてりゃOK。
どうにかなるわ。

さて、今日はね。
感謝の手紙を書いたのよ。

というか
これからほぼ毎日
私の大切な人に向けて
感謝の気持ちを綴ることにしたの。

でもね、実は私
文章をキレイにまとめて書くことが
わりと苦手なのよ…。

というか
とても時間がかかってしまうの。

でも、どうしても書いておきたいと
思い立った次第なの。

今日のお手紙はね
記念すべき1回目よ。

お手紙の相手は、私の愛息子よ。
現在小学校2年生。

親孝行息子、自慢の子なの。

よくこんなゴリラから、
こんなにも優しい子が生まれてきたな、
奇跡だなって思うのよ。

生まれてきてくれただけで
もう充分なんだけど、
私なりの感謝を込めて書いてみたわ。

もしよかったら、読んでみてね。

そして、あなたの大切なお子さんに
思いを馳せてみてほしいわ。

愛をこめて
ゴリラ姉より。



手紙  ~ 親愛なる、愛息子さんへ ~


まず、この家庭不和の状況で私についてきてくれたこと、心より感謝しています。

私はずっとあなたに甘えてきました。

もうそれはずっと、あなたがお腹にいる時からずっとそうだったかもしれません。

あなたは本当に不思議な子でした。

私が夫婦喧嘩でうまくいかなくて、もうどうしようもなくやり場のない怒りを抱えてイライラしている時も、ただ、笑顔で、ニコニコとしていてくれました。

怒鳴り声が頭の上を飛び交っている時も、目を覚ますことなく、スヤスヤと眠っていてくれました。

そういう私がこれまでしてきたことが、あなたの未来の足枷になってしまうのではないか?私は申し訳ない気持ちでいっぱいです。

こうした懺悔の気持ちも、あなたに押し付けてしまうことになるので、直接話すことはできません。

私が、私自身を許すことができ、もう大丈夫だと思えた時、この手紙を破いて捨てるでしょう。

私のエゴにあなたを付き合わせたくないのです。

エゴにまみれた、私のような人間のもとに、偶然たまたまとてつもない確率で生まれてきてくれたあなた。


私とは別の、もっとあなたらしい、よりよい人生を歩んでください。


ここからは、私も私の人生を自分の足で歩いていけるように、あなたの負担にならないように気をつけながら、生きる努力をしていきます。

そして、あなたが自分の足で立ち、歩いていけるように、必要なことをサポートしていくつもりです。

もちろん、あなたがそれを望むならば…の話です。私のサポートなしでもあなたは多分生きていけますから。自分自身の力を信じて生きてくださいね。

いつもそばにいてくれて、ありがとうございます。


学校へ行かないという選択も、もちろんあなた自身が選んだ事だという事実はあるのですが、

私がより悪化させてしまったのではないか?という気持ちがあります。

私が私を責めたところで、仕方のないことだと理解していますから、そういうことはしないけれども、

学校=悪である、と植え付けてしまった気もして、申し訳なく思っています。

私は私で、傷ついたあなたを守ることに必死だったわけですが、

あの時はそうすることしかなく、最善を尽くしてきたと思っていますが、

それでも、あなたを傷つけてしまった、あなたから友達を奪ってしまった気もしていて、申し訳ない気持ちもたくさんあります。

人間とは、様々な感情が入り組んでいて、なかなかひと言では片付けられないことも多いものです。

物事は分断されたひとつの事が存在するわけではなく、ひとつひとつが地続きで、繋がっています。

目の前に見える物事もまた、氷山の一角というか、ほんの少しだけ見えていて、実際の目の前の他人が抱えているものも、あなた自身が抱えているものも、分からない見えないうまく説明できないことも、往々にしてあるものです。

だから、私もあなたのこと全てを知る由もなく、あなたも私のこと全てを知ることもできないのです。

無理なく、過ごしましょう。


あなたはあなたのしたいことを、望むことを叶えるために生まれてきました。

限りある人生、どう生きるかも、あなた次第です。

どうか、あなたらしく、人生を歩んでください。

私のところへ生まれてきてくれて、ありがとうございます。

どうせ生きるのなら、あなたの望む通りの人生を歩んでください。

生まれてきてくれただけで、あなたの親孝行は済んでいますから、どうかあなたらしい人生を歩んでくださいね。

ありがとうございます。

感謝を込めて、母より。


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