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寒波の夜でもかき氷

今年はかき氷に夫婦で夢中になり、ふたりで色々なお店を巡った。

🍧がるる氷

▷ふわふわ氷でおいしく、見た目もかわいい!私の中のかき氷の王道的美味しさなお店。

🍧CHASHITSU

▷個人的には一番好き。夏季限定で柚子のかき氷があって爽やかな味がとても美味しかった!

🍧カフェ トゥエルブ

▷盛り盛りな見た目でびっくりするけど、ふわふわで口のなかでとろける!
いちご系を食べたけど今度はキャラメル系を食べたい!

🍧大阪浪花家

▷桃とジンジャーのかき氷が人気だけどマンゴーのも美味しかった!ここはまぜそばも美味しい。

🍧みしょう

▷こんなかき氷があっていいんだ!と思わせる見た目、そして味ももちろん良く、私の中のかき氷への固定概念が崩れて勉強になった!私が食べたのは「しょうゆバターコーンもち」
とうもろこしが好きっていうのもあるけど、コーンの甘さ、ベーコンや胡椒の辛味が絶妙なバランスで最高だった!

🍧r+(プリュス)

▷シーズンによって色々なかき氷があって、私はその時マンゴー系を食べたけどソースも氷自体もおいしくて、いいかき氷食べれた~と余韻に浸ることができた。

   ○○○

そんな夫がついにかき氷機を買ったのが、10月はじめごろ。
もともとお風呂上がりにアイスを食べることが好きな人なので、これだと節約もできるしかき氷も食べられる~とご満悦だった。
その頃にはもうかき氷のシーズンが終わっていたので、シロップ探しが大変だった。
シロップの代わりに、黄な粉やあんこをかけたり、カルピスの原液をかけて味わっていた。 

   ○○○ 

このかき氷機は専用の容器で氷をつくり、その氷をセットして電動で削っていく。
刃を調整して、ゴリゴリ系にしたりふわふわ系にしたりとお好みによって変えられる。

私はこのふわふわ氷の、味をつける前が好きだ。
まるでまだ誰も歩いていない雪の上に、足跡をのせていくような感覚で味わえるからだ。

雪があまり積もらない地域に住んでいたので雪への憧れが強い。
お行儀が悪いけど、最初の一口めは犬食いでパクっと上の方だけ食べる。

なにも味はしないけど、楽しい。

小さい頃、雪は砂糖で出来ていると思っていた。口に含もうとすると駄目だと怒られた。
あのときの私が、キラキラした目でこちらを見ている。

   ○○○

削った後、その容器に少しだけ氷が残る。
雪が降った翌朝の、バケツの水が凍っているところを想像してほしい。
私はかき氷の美味しい上の部分だけもらい、さらにこの氷ももらうのだ。

毎回氷の表情は変化している。
結晶の密度や氷の中のひびの入りようが違い、見てて楽しい。

先日、その氷の中にキラキラしたものを見つけた。まるで虹を氷で閉じ込めたみたいだった。
調べてみると、プリズムというものらしい。
大きい空の虹が手のひらに収まっているようで、なんと贅沢なと感心した。

   ○○○

先日、寒波の夜に夫が急にかき氷を作りだした。
いつもどおり、かき氷のふわふわ部分をもらったけど流石に寒すぎた。
食べたあとその倍以上白湯をお腹に入れた。

その隣で、夫は全く寒そうな様子はなかった。ぱくぱく、にこにこ、ぱくぱく。
実は雪男じゃないのかとちょっと怖くなった。

そんな訳で私のかき氷2022 は幕を閉じた。
来年はどんなかき氷に出会えるか楽しみだ。
 





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