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国語の勉強方法①

こんにちは、AKIです。

今回は国語の勉強方法について。

正直言って国語ほど勉強方法をお伝えすることが難しい教科はないと思っています💦。林先生や、世の中の有名講師たちは「国語は簡単だ、こうやれば成績は伸びる!」と自信満々に言うのですが、正直僕は自信をもって「これをすれば絶対に成績は伸びる!国語が得意になる!」と断言することは出来ません。

勉強ブログ書く人がそんなんでいいんですか?!

なんて言われてしまいますよね。ですが、嘘までついて生徒や親子さんに間違ったことは伝えたくないので、ご理解下さい。

なぜ、国語に関して自信を持った勉強方法をお伝えできないのか?

それは‥‥

国語には絶対的な解答が存在しないから、です。

えっ?、どういうこと?

例をあげて話しましょう。大学受験、毎年多くの入試問題が出題されます。有名大学の記述問題に対して、河合、駿台、東進などの大手予備校が解答速報ならものを配信します。しかし、この解答各々かなり違うことが多いです。

長年の国語のプロ講師たちが、作っているにも関わらず、解答が違ってきます。雲の上のような頭脳を持つ人達の解答が違ってくる。なぜ?

もちろん試験なのだから、答えはあるはず!

合否を決める為の試験ですから、もちろん答えは存在しているはずです。それは一体なんなのか?

国語の記述の答えとなるのは、

「共通項」が答えになります。

例えば、一つの小説を読んだ時、Aさん、Bさん、Cさん各々感想や想うことは異なります。100人読んだら100通りの解釈が生まれます。だからこそ、僕はこう思ったのに、答えと違う!って経験をよくするんです。

そこで、テストを作る人間は、「正しく文章を読んだ上で、語彙や熟語の意味、文構成から答えを導ける」ものが解答になるように問題設定します。

この「正しく読む」というのが1番重要です。

日本人は生まれてから一度も文章の読み方を習ってこなかった人がほとんどです!

驚きですよね💦

いやいや、私は読めるよ!


本当ですか?段落の構成、主張、対比、転開、結末。または、二項対立などなど文章構成の事知っていますか?意識して読んでいますか?

文章の意味が分かるのと、読めるのは別次元のレベル

ここで、前の話に戻ります。この「正しく文章を読む」ことが出来る人達の「共通部分」が答えになります。

つまり、「正しく文章を読む力がある人」が誰しも答えだと納得できるものが答えになるんです。

このことを踏まえれば、「国語力を伸ばす勉強方法」をお伝えすることが出来ます。ですが、他の科目と違い全てを文章で伝えることは困難です、実際の問題や文章を通して、その場で伝えたり矯正する事が国語には大切だと僕自身考えているからです。そういう意味では国語がもっとも個別指導の効率がいいのかもしれません。そういうことで、冒頭にて「絶対に伸びる勉強方法は」ブログだけではお伝え出来ないと書かせて頂きました。

次回は、実際に国語の成績を伸ばす方法についてお話ししたいと思います。


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