5教科全てに同じ時間をかけてはいけない。
こんばんは、皆さん勉強頑張っていますか。
今日は各教科の時間配分について。
毎日杓子定規に全教科平等に時間を配分して勉強しちゃってはいませんか?毎日30分×5教科!とか。
それは効率的ではありません。特に苦手科目の多い人、得意科目がまだ無い人たちにとっては最悪です。
国語、数学、英語、理科、社会、全く異なる教科なのに同じ時間、やり方であるはずがありません。
まず初めに、この5科目をグループ分けします。
A→数学&英語
B→理科&社会
C→国語
以上のグループに分けられます。Aは思考力、問題演習の要素が大事。Bは暗記メイン。Cはその中間、ハイブリッド型です。
もちろん、理科&社会にも記述などがありますから、100%暗記というわけではありません。ですが、特に中学生の範囲なら8割方は暗記、1対1対応の暗記問題が中心です。難しい記述問題も基礎力を身につけた後なら、問題をこなしていくとポイントを押さえるのに時間はかかりません。
数学&英語は基礎公式、文法を身につけたら、それを「いつ、どこで、どのように」使うのかを練習することがメインになります。だからこそ、早い段階から基礎計算力をつけて、問題演習をこなさなくてはなりません。
暗記科目は成績が伸びやすく、下がりやすい。
Bの科目は0から7割に持ってくまではそこまで大変ではありません、ただ最後の3割は演習問題を通して頑張る必要はあります。
ですが、Aの科目は最初が大変です。苦手な人にとって6割まで持ってくのは大変労力が必要です。ですが、一度7割8割できるようになると後はアイドリングくらいのメンテナンスで学力を維持できます。急に下がる事はありません。
まずは英語&数学の学力を伸ばすことに集中!ある程度見通しが立ったら、理科&社会を本格的にやる。
ことをお勧めします。
ここで勘違いして欲しくないのは、B、Cを全くやらないという訳ではありませんよ!少なくとも、授業の進度分は復習しておく、授業の内容の疑問はその週の内に解決しておくなどはして下さい。あくまで、メインがAとなるということです。
一つ極端な例として、中学3年の夏までに数学&英語が得意科目にできていれば、理科社会は夏からでも間に合います。その代わり、得意科目まで仕上げたならですよ。
もう一つBを後に回すのにも理由があって、先程述べたように「Bは成績が伸びやすく、下がりやすい。」。暗記要素が強い科目なので、やはりメンテナンス=復習を怠るとすぐに成績に表れます。
このように、演習が大切なA、復讐が重要なB。全くアプローチが違う科目に最初から同じ勉強時間をかけても、それは効率的によろしくないです。
偏った勉強をしましょう!戦略的に!
注意点は苦手科目はやらず、好きな科目だけやるといった偏り方はダメですからね!
以前書いたブログにあった計画の立て方にも通じます。自分に必要な勉強量から毎日する時間を割り出し、その時間を科目に配分する。
まずは自分でここまで立ててみて下さい。できたら私に見せてください!いくらでもアドバイスします。(実はこの記事を読んだ翌週の授業くらいに、立てた計画について相談するくらいの行動力がある生徒さんには伸び代を感じます^_^)
残りはCの国語についてですが、これはとりわけ特色があるので国語の勉強方法についてはまた今度にしましょう。
皆んな明日も頑張ろう!
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