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初心者向け/投資をより楽しむために株のセクターとテーマについて考えてみましょう!

◆セクターとテーマの違い

中長期投資をするうえで、理解しておきたいのが
「セクター」「テーマ」です。
自分の選んだ銘柄が、どのセクターに属していて
どんなテーマに関わっているのか?
それを理解しておくことはとても重要だと思います。

既に賑わっているテーマよりも、
「よし、ゲームが好きだからゲーセク調べてみよう!」
「マンガが好きだから、漫画読み放題サブスクを調べてみようかなぁ」
「自分は建築関係の仕事をしているから、現場で役立っているアプリや機器を調べてみよう」
取っ掛かりの「はじめの一歩」はそんな感じでも良いと思います。

やり取りしている方と、
「何をやっている会社?」
「どんなテーマ?」
「直近IRは?」
「配当金はあるの?」

銘柄についてしっかり把握できている方はとても少ないです。
例えば先日盛り上がった「さくらインターネット」AI関連として注目されていますが、
実は「宇宙関連」でもあり、
クラウド上で衛星データの分析ができるシステムの開発/衛星放送を中心に宇宙事業を手がけています。

*経済産業省事業として運用する衛星データプラットフォーム「Tellus」において、一般財団法人宇宙システム開発利用推進機構が衛星データプロバイダとして参加しています。

テーマ投資は、思惑が先行しがちで、
個別ではIRが出てからでは遅いんです。
これから先に注目されるテーマはなんだろ?と
妄想を膨らませてみる。
そして人々の生活に必要不可欠で、密着していて、息の長いテーマは何なのか?
みんなが、そして世界が注目しているのは?
そんなことをいつも考えながら、銘柄精査をしてみましょう。

得意なセクター興味あるテーマを見つけると
より投資が楽しくなってくるのではないでしょうか!

セクターとは、主に株式相場や株式市場を分析する際に便宜上区分するグループ。
「セクター = 業種」と考えるのが一般的です。
「東証33業種」に分類されている
「業種」で、「大分類」「中分類」に分かれています。
「大分類」はかなり大まかで下記の10分類。
●水産/農林業
●鉱業
●建設業
●製造業
●電気/ガス業
●運輸/情報通信業
●商業
●金融/保険業
●不動産業
●サービス業

この分類は私には全く役に立たず…
中分類を「独自にわかり易いように分類」しています。

中分類⇒製造業の「その他製品」にはどんな企業が名を連ねているかわかりますか?

◆四季報持ってない…オンライン版契約してない…↓こんな無料サイトもあります!

クリックでサイトに飛びます⇒Jic/上場企業サーチ

◆新しい技術&サービスに関するテーマ

私はまだ投資歴8年に満たないですが、
パッと思いつくテーマはこんなにあります。
・ロボット
・eスポーツ
・カーボンニュートラル
・ドローン
・リチウムイオン電池
・クリーンエネルギー
・フィンテック
・ブロックチェーン
・EV自動車
・燃料電池
・IoT(モノのインターネット)
・サイバーセキュリティ
・スマートグリッド
・インダストリアル・インターネット
・iPS
・音声認識
・自動化
・炭素繊維
・ノーベル賞
・選挙
・宇宙
・シェアリングエコノミー
・スマスロ/スマパチ
・ペット(個人的に注目していた時あります/アニコムHD/動物高度医療/ユニチャーム/
三井松島/1518はグループ会社であるケイエムテイはドッグフードの製造販売をしています。(プレミアペットフード割引優待券)

◆政策関連のテーマ

相場格言の「国策に売りなし」は誰もが聞いた事があるかと思います。
国防なら防衛省、脱炭素なら経済産業省と環境省と、担当する役所がそれぞれ情報発信しています。
国策を見つける手っ取り早い方法は、「自由民主HP」で、個人投資家がチェックしておきたいのは「重点政策」になります。
記憶に新しい「「Go Toキャンペーン」も「重点政策」の一つでした。
関連銘柄のエアトリ/6191は、キャンペーンスタート直後の2020年7月から株価は大きく上昇(4倍)しました。
事前に政策内容を確認し、関連銘柄を精査して仕込んだ方は大きなリターンを得られましたね。

◆過去の国策テーマ、2020年は国策スポーツ関連もありましたね。
・官公庁DX
・クールジャパン
・統合型リゾート(IR)
・宇宙開発
・軍事/防衛
・インフラ輸出
・マイナンバー制度
・子育て支援
・医療DX
・IT人材
・原発
・インバウンド
・半導体

「国策銘柄」に投資する際の注意点として
「国策」に関連する分野が、事業全体のどの程度を占めているのか、
特に複数の事業を営む、もしくは複数の異種製品を製造する企業の場合は「セグメント情報」で事業内容を把握する必要があります。

業績に与えるインパクトが限られるにもかかわらず、「思惑」が先行過ぎてしまうこともあります。

下記は「内閣府」のPDFですが、
「国土強靭化」のテーマから思いつく銘柄を探してみる。
「国土強靭化」でやる事は?
河川の整備、その他インフラの整備ですよね。
「業種」では「建築関連」になります。

「自由民主HP」では「重点政策」を確認できます。
クリックで飛びます⇒内閣府HP
内閣府HP/トップ下部矢印で確認できます
内閣府HP「国土強靭化とは」より

「国土強靭化」から思いつく企業として
例えば、「ショーボンドホールディングス/1414」は、
橋梁、道路などインフラ補修工事の専業、
補修材料の開発と販売から施工までを手掛ける企業です。
対象銘柄の「決算説明資料」を確認し、
事業内容とその規模を確認すると、
「どこからどこくらいの規模の受注があるのか」
が確認できます。

ショーボンドホールディングス/1414 決算説明資料
ショーボンドホールディングス/1414 決算説明資料より

日本株のセクターってこんなに多んじゃ
全部勉強するなんて私には無理だ…
そう思う方も多いかと思いますが、
より簡素に3つに分類してみるのも一つの手です。
●「セクターローテーションで分類」
無料note⇒
「セクターローテーションについて考えてみましょう!」
●「景気で分類」
●「為替で分類」

◆気になるセクターやテーマが見つかったら

スクリーニング機能や四季報から銘柄を探してみましょう!

セクター別資料はファイルに纏めて
都度更新するようにしています
特に役立っているのが「テーマ別銘柄リスト」で
パッと開けば時価総額順に確認できます。

◆会社四季報見ただけ、付箋貼っただけで終わらせないで!

過去の私は、「四季報を読んで付箋を貼って…」
それだけでそれなりに精査した気になっていました。恥かしいです。
四季報読んで付箋貼って、そこからいくつか選んで買うだけで「お金増える」なら、みんなが億トレですよね。

四季報や銘柄スクリーニングで見つけた銘柄の中から、数銘柄で良いので、「どのセクターに属し、どんなテーマを持っているのか」を、
「決算説明資料」で確認してみて下さい。
「えっ、この会社ってこんなことしてるの?!
「わっ、こんなものまで作ってる!」と、
驚きの発見ができる事が多々ありますので。

◆1日1銘柄を精査しよう~手順

根を詰めて一気に調べようと思っても、
長続きはしませんし、どうしても浅くなってしまいます。そして疲弊もします。
そこで、どうしたら継続できるか?を考えた結果、
私は「1日1銘柄を精査」をずっと継続しています。
その中から「2バガーや4バガー」も見つけましたし、現在も保有継続している銘柄もあります。
とにかく無理は続きませんので、続けられそそうな事から始めてみましょう。

私が「1日1銘柄」に費やす時間は30分程度です。
精査銘柄は更に分類されて、Aランク銘柄はそこから深堀をしていきます。
勉強会の精査では1時間半から2時間、
銘柄により、2時間×2日に亘ることもあります。

①四季報やスクリーニングから銘柄選定
②決算説明資料に目を通す
・事業全体と財務を把握/セグメント/地域別セグメント確認
③決算短信確認
④最終的に投資対象となった銘柄はチャートで
現在の株価の位置を確認する。
⑤IRを確認する
その他/「疑義注記」「重要事象」「訴訟」の有無を確認。

「訴訟」は企業戦略上避けて通れない存在なのですが、その内容によっては投資家の印象は悪くなります。

四季報「夏号」が発売されてから、
「中長期投資銘柄の選び方が分からない」
「選んだ銘柄をどのように精査するのか?」

そんなDMがとても多かったので、
急遽書いてみました。
下書き無し、短時間で打ち込んだので誤字脱字等ありましたら、こっそりと教えて下さい。
また、必要と思う事があれば随時「追記」していけたらと思います。

◆宿題「宇宙関連」

●ロケット製造打ち上げ
宇宙開発全般/ロケットエンジン/姿勢制御装置/ロケット射点設備/HTV/IML/他電子部品関連銘柄は?

国際宇宙ステーション/小型衛星放出機構/実験装置関連企業は?

●深宇宙深査と開発関連

●部品供給会社(人工衛星)

長期間宇宙空間(真空、放射線など)に耐えることができる部品を提供する企業は?

衛星製造
大型衛星関連
小型衛星

衛星ビジネス

ひとつのテーマをさらに細かく分類し深堀していくと益々楽しくなってきます。大変ですけど。

◆宇宙関連銘柄

下記の中に宇宙関連(未上場もあり)
ではない企業が〇社含まれています。
さてどれはどの会社でしょう?
・IHI/
・川崎重工/
・三菱重工/
・浜松ホトニクス/
・ニコン/
・NEC/
・キャノン/
・富士通/
・三菱電気/
・セック/
・日本航空電子工業/
・キヤノン電子/
・日本酸素HD/
・日本アビオニクス/
・アイネット/
・さくらインターネット/
・スカパーJSATホールディングスHD/
・INCLUSIVE/
・アクセルスペース/
・京セラ/
・三井物産/
・ANAホールディングス/
・エイチ・アイ・エス/
・大林組/
・タカラトミー/
・多摩川精機/
・パンチ工業/
・ソニー
・三菱ケミカル/
・日立造船/
・ニプロ/
・ウルトラファブリックス・ホールディングス/
・東京海上日動火災/

◆私の投資歴について

投資歴については、何度かここあ。さんとのコラボ「スペース」で話した事がありますが、
「初めまして」の方に良く質問されるので、
簡単に記載させて頂きます。

2016年8月から個別/中長期投資開始
それ以前は対面証券にて「投資信託」のみ。
同証券会社で「スイング」取引をしたのですが、
その手数料があまりにも高くて驚きました!
手数料の安いネット証券の存在を知り、
・2016年9月「楽天証券口座」開設し、「現物」で本格的にデイトレードとスイングを始める。
始めた理由は、中長期銘柄の株価推移を気にするようになり、時間軸の短い投資もできるのではないかと思ったからです。(浅はかな考えでした)

2016年9月から始めたデイトレードは、
現在のスタイルとは異なり、週に3日程度の参戦で、スイングの比率の方が高かったです。

途中、2018年年初~2020年の終わりまでの3年間は、母の介護と老犬介護&闘病が続き、デイはほとんど参加できず、中長期投資をメインにスイングをプラスしたスタイルが続きました。

母と犬達を見送り、酷いロスに陥ってしまいました。
無我夢中で悲しみから逃れたい一心で、
2021年大発会から「1年間休まずデイトレードをする!」と目標定めて開始しました。
2021年1月より5月までは「現物オンリー」でしたが、
唯一のリアル投資友達から「信用口座」を薦められ、「信用口座利用のルールを設け」て開設しました。

中長期投資/スイング「現物口座」
デイトレード「信用口座」と分けています。
ただし時々例外もあります。
欲しい銘柄のアラート(急落時)鳴った時などは、「デイの口座」で「スイングを買う」事もあります。

基本的には中長期銘柄で、スイングもデイも触る感じです。
その理由はずっと見てきているので、動きが解り易いからです。銘柄ジプシーしたり、知らない銘柄に恐る恐る入るよりは、リスクも少ないですし、メンタルにも優しいからです。
そして2年半継続しています。

投資もTradeも、心身ともに健やかであれば、学びながら長く向き合えると思っているので、
日々を穏やかに過ごせるような投資、Tradeを心がけています。

「学びのスピードは緩めても止めないで続けていればきっといいことあるから」
これは私が「投資を辞めたい…」と言った時の夫からの言葉のひとつで、いまも大切にしています。

最後まで読んで下さり、ありがとうございます。

◆初心者の方には下記無料noteも読んでいただけると嬉しいです!

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gordon_lapin🐰


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