キラキラを纏いたいのに毒が回るけど、愛。
羅門が買ってきてくれた代官山Candy appleのりんご飴。顎が外れそうになりながら齧り付いていたら、忘れていたはずの記憶の扉が開いた。
昔、というか前世、毒りんご配り歩きBBAだった頃の朧げな記憶。
なんちゅー顔しとんのぶっちゃいくやなあ、羅門に言われて現実に戻った。
「1日1回必ず私を褒めて」「可愛いと言って」これまでの恋人には必ず取り付けた約束も、羅門の前では成り立たない。
めいっぱいの愛がそこにあるから、言葉はただの飾りで、安心して傍にいられる。
羅門に、羅門は相変わらずかっこいーね、って言うと、分かるわかっこよすぎて鏡見られへんねんって返された。らぶ。
ハマショーの『MONEY』がすきです。