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研究って何?

久々のブログ投稿!!

少し期間が空いちゃいました笑

今回は博士課程や大学の教授方が行っている研究って何ぞやっていうテーマで書いていこうかなと思います。

私は現在修士2年生なんですが一般的な日本の大学だと学部4年生から研究を始めると思います。

研究を自分的に解釈すると未知の分野を社会貢献のために解明していく仕事だと考えています。自分の興味ある分野を勉強することを研究とはいいません。

偉大な先生の受け売りですが,研究は趣味ではありません。研究はビジネスなのです。

自分の研究結果を雑誌に投稿できなかったり,その結果がこれからの施策に全く影響を与えない場合,それは研究ではなく,ただの自由研究です笑 たまに他の学生の研究内容を聞くことがあるのですが,その研究をして何の意味があるのだろうと思うことがあるので,実はこれも重要なポイント言えるでしょう。

研究はビジネスでお金を稼ぐ手段であることは一見至極当たり前に見えるのですが,意外と分かっていない人が多いです。個人的な経験でいうと,友達と話してて「自分は研究者を目指しています」と言うと,それでお金稼げるの?とか企業に就職しないの?とか聞かれます。自分の仕事があまり認知されていないのが分かると少しショックを受けますよね?笑

研究者は基本,独立研究所(理研とか国立環境研究所)や大学に所属していることが多いです。そこから給料という形でもらい,有名な研究者だと本や講演でも収入があるでしょう。

しかし,研究するためのお金というのは自分の給料からではなく,企業や国から支援を受けます。ここが研究者がシビアで大変な職業である所以なのですが,有名な人だと莫大なお金をもらって研究ができます。一方で,実績がない研究者だとどこからも支援を受けることができず,研究所からくびになり路頭に迷うことになります。怖いですよね笑笑

だから,常に最先端な研究にアンテナを張り,まだ誰もやっていない研究があればすぐやりますと手を上げ,他機関から支援してもらうという繰り返しです。研究界隈に生き残りたければ,常に行動し続ける必要があるでしょう。この競争具合は分野にもよりますが,ざっくり化学系の分野はとても激しくて地獄ですね笑笑

厳しい職業ではあるのですが,私的に研究者という仕事は国や世界の地盤を創る仕事であると考えています。想像してください!今読者が当たり前と感じている服とか食とかなどに必ずといっていいほど研究者の努力が含まれています。国を下から支えているんだって,少しはやりがいがある仕事だと感じてもらえたら嬉しいです笑


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